ただの突き指じゃない!骨性マレットフィンガー

骨性マレットフィンガーって何?

マレットフィンガー??

骨性って何?

他にも何かあるの?

という疑問をお持ちになると思いますので、まず病態から解説していきます。


突き指と思っていたら

第一関節(医学的に正しくはDIP関節と言います)が曲がったままになってしまって伸ばせない!変形したままになってしまった!

これがマレットフィンガーです。


指を伸ばす・反らすための腱が指の先端・爪のすぐ近くまで伸びているのですが、

腱がくっつく骨ごと引きはがしてしまって骨折をするのが骨性マレットフィンガーです。

もう一つのタイプとして骨は引きはがされないけど、腱自体が切れてしまう事を腱性マレットフィンガーと分類されます。


今回は骨性マレットフィンガーについて詳しく記載していきます。

曲がったしまった関節の変形は回復する?

まず一つ大事なことは腱性マレットフィンガーにも言えることですが、

マレットフィンガーを起こしていない他の指と比べ、

完全にDIP関節が反らせるように回復することは残念ながら多くはありません。

若干ですが曲がった状態になることがほとんどです。

これは手術をしても手術をしないでもどちらの方法を選択しても同様です。


しかし指の機能は曲げる方が圧倒的に重要ですので、

ほぼまっすぐ伸びるようになれば日常生活の問題になる事はまずありません。

このことはマレットフィンガーになった方は必ず理解しておいてください。

骨性マレットフィンガーの対処法

骨性マレットフィンガーは骨折した際に引きはがされてしまった骨片の大きさで分類されます。

骨片のサイズが大きい程、変形してしまった指の矯正が難しいとされています。

しかし原則的に手術を選択しなくてもほとんどのケースで問題はありません。

手術が必要となるのは曲がってしまった指と骨折部を矯正しても、

すぐに離れてきてしまって矯正を維持できないケースに限られます。

ズレてしまった骨折部を正しく戻し、固定の要点を押さえれば、

私が携わった骨性マレットフィンガーで手術が適用されたケースはありません。

骨性マレットフィンガーの注意点!

骨性マレットフィンガーの対応として、一番リスクのある行為が放置です。

指の先端の関節部という事もあり、痛みが比較的弱い事が多いため、

日常生活の大きな支障にもならずに様子見でかなり時間を経過してしまう方が時折見受けられます。

おおよそ2週間以上放置してしまうと骨折部がなかなかくっつかなくなり、

DIP関節が曲がってしまう変形もより強固なものになります。

さらにDIPが曲がってしまった状態が続くと今度は第二関節(医学的に正しくはPIP関節と言います)が

常に反ってしまうような変形に進行します。DIP関節とPIP関節の変形を合わせてスワンネック変形と表現されます。

このように変形が進行してしまうと最終的な選択肢は手術だけになってしまいますし、

指の変形がこれだけ進むと手術をしたからといって、必ずしもスムーズに動かせるようになるわけではないようです。

骨性マレットフィンガーのまとめ

とにかくDIP関節に限らず指が変形したままになってしまうような突き指でしたら、

様子を見るということはせずにすぐに医療機関を受診してください。

骨性マレットフィンガーの回復具合には初期対応が何より重要です。

かしわだ接骨院では骨性マレットフィンガーの疑いがあるケースではエコー観察によってリスクを判断し、

提携医療機関への紹介から初期固定処置・リハビリテーションまで一貫して対応しております。

骨性マレットフィンガーの事でお悩みでしたらどうぞお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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