アキレス腱断裂の最新治療方法

アキレス腱が断裂してしまったら…

アキレス腱を断裂してしまったと聞いたらあなたは

治療法は手術するしかないと思いますか?

それとも

手術をしなくても回復できると思っていますか?


一昔前まではアキレス腱断裂には手術する治療方法の方が総合的に成績が良いとされていました。

しかし、最近(2021年現在)の医学的な見解としては

「手術をしない治療方法でも手術をした治療方法と比べて最終的な回復程度に大きな変わりはない」

と大規模な調査でも複数報告されるようになりました。

アスリートですと早期からの復帰を目指し手術療法を選択する方が多いようですが、

最近ではトップレベルのアスリートの方でも

アキレス腱断裂した際に手術をせずに元の競技レベルへの復帰も確認されています。

手術をしない治療方法を行う上で良好な回復結果を得るために重要な条件があります。

それは早期荷重(松葉杖を使いながらも含めて体重をかけていく事)と早期リハビリテーションです。

どの時期から始められるかも検証が進められており明確な指針も発表されています。

しかも早期荷重を行ったケースでは、手術をした場合とほぼ同時期から

早期リハビリテーションを開始できるという報告もあります。

手術しない治療方法が見直されている

もちろんかしわだ接骨院も柔道整復師として手術をしない方法

(医学的に正しくは保存療法と言います)を勧めております。

そもそも手術をしても切れてしまったアキレス腱の断端が早くくっつき始めるということはありません。

切れた断端を糸で止めて、強い力がかからないかぎりは離れないようにしているだけなのです。

そしてアキレス腱断裂に限らずですが、手術をすることには細菌感染というリスクが必ずあります。

全体の約1%の方が細菌感染を起こしてしまうということをご存じでしょうか?

細菌感染をなんとなく風邪のようなものなんて考えてはダメです。

程度にもよりますが、細菌感染にかかったアキレス腱は一生まともに使えないこともあります。

何気なく行っている踏ん張ること・歩くことすら大変になります。

もう一つ再断裂のしやすさが保存療法を行った方が高いという見解が一昔前までありました。

しかし最新の2019年本邦における「アキレス腱断裂ガイドライン」にて

早期リハビリテーションを行った保存療法(手術をしない治療)において、

手術療法と比べて再断裂率に大きな差はないとの見解に記載が変更されました。

国際的にもアキレス腱断裂に対して手術をしない治療法への注目度は高まっており、

実際に大半のケースで手術療法から保存療法へ切り替わった病院もあるそうです。

以前は報告されていた保存療法の再断裂率の高さは、

お忙しい整形外科医の先生方が事細かに早期荷重・早期リハビリテーションを行えなかった時代のなごりだったのかもしれません。

アキレス腱断裂の歩行療法って何?

最近よくみかけるアキレス腱断裂の歩行療法というのは

手術療法でも・保存療法でも当たり前のように行っている対処法の一つなんですよね。

もちろんそれだけでは治療方法ということにはなりません。

周りの組織と癒着しないようにだったり・筋力の回復を行ったり、

日常生活やスポーツ復帰に向けての動作をリハビリとして行わなければなりません。

ちなみに再断裂が一番起きやすいのは歩き始めた時と歩けるようになって活動量が増え始めた時です。

どちらのタイミングでも非常に危険度が高いのでご注意ください。

アキレス腱断裂のまとめ

手術をする・手術をしないどちらにしても経過をきちんと見ていく事が最重要なことは間違いないようです。

その対応をおろそかにされてしまうと

アキレス腱が正しく修復されずに縮こまったり・伸び伸びになってしまったり

アキレス腱が修復される際に周りの組織とくっついてしまい上手く動かせなかったり

上手くアキレス腱が動かせないことが再断裂の危険性を上げてしまったり…

言い出したらキリがありませんが、適切な管理やリハビリが最重要です。


かしわだ接骨院のアキレス腱断裂の取り組みとしては

初期対応からリハビリまで院長が一貫して対応し、

上記のような経過においての不具合が起こらないよう綿密に対応しております。


アキレス腱断裂に関してお悩みの方・保存療法をご希望の方はお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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