子供の脱臼 肘内障には気をつけて!

肘内障ってなに?

肘内障は1~6歳くらいのお子さんにしか起こらない障害で、

急に腕をだらんと下げたまま使わなくなり、急に泣き出して肘というよりも腕が痛いと言ったり、

そんな反応をするのが肘内障です。

肘内障がどういう障害かというと

肘の関節(医学的に正しくは腕橈関節と言います)の周りにある靭帯や膜状の組織が

上下の骨・関節の間にはまり込んでしまい、

関節が少しずれた状態(亜脱臼状態)になってしまう事を言います。

挟み込まれてしまった組織が動かすと痛いために上記のような反応をとってしまいます。


肘内障の起こりやすさはそのお子さんのもつ肘の関節の構造的な問題が絡んでくるため、

一度も起こさない子と起こりやすく何度も繰り返してしまう子と分かれているようです。

肘内障の対処法

肘内障の対処法としては重要なことは

とにもかくにもはまり込んでしまっている組織を早く開放してあげることです。

徒手整復術と言われるこの操作は少し痛がりますが10秒もかかりません。すぐに終わります。

徒手整復が済んだあとに痛がっていた腕をすぐに動かし始めたのが確認できれば完了です。

亜脱臼状態といっても肘内障という障害は特殊で、

組織に損傷が起きるわけではないのでギプスなど強固な固定は必要ありません。

肘内障の注意点!

正しい対応がなされれば、その後の経過は良好な肘内障ですが、

注意しなければいけない点もあります。


肘内障が起こる原因としてはお子さんに対して

「着替えの時に上着を一気に脱ごうとした際に起こってしまった」

「手を引いて歩いている際に起こってしまった」

「腕を引っ張って遊んでいる際に起こってしまった」

「寝ているときに腕が巻き込まれて起こってしまった」

などがあります。

原因となる動作がはっきりとわかれば肘内障はほぼ確定的なのですが、

ご両親などが目を離している間に発生してしまうこともあります。

肘内障が起こる子供の肘は骨折などのケガも起こりやすいところなのです。

そして子供の肘の骨折は手術が必要になることもある危険な場所でもあるのです。

そういうリスクをわかったうえで、

確実に肘内障と判断してから徒手整復などの対応をしないと

万が一骨折だった場合に悪化させてしまう危険性もあります。

かしわだ接骨院ではエコー観察機器を用いてそのリスクを完全に取り除いたうえで対応させていただきます。

肘内障を起こしやすいお子さんのために

肘内障は起こしてしまった子は何度も起こしてしまうというケースがあります。

そんなお子さんやご家族には予防が重要と考えています。

肘内障の発生についての知識があれば、それを防ぐことも可能です。

かしわだ接骨院では肘内障が徒手整復術で解放出来たら終了ではなく、

必ず予防のために日常生活の注意点をお伝えしております。

そして小学生にあがるくらいになると骨格の成熟に伴い肘内障はまず起こらなくなります。

それまで少し気をつけてあげるだけで何回も痛い思いをすることを減らせます。


肘内障になってしまった、あるいは徒手整復術をうけたのにまだ腕をうまく使わないなど

肘内障の事でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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