テニス肘・ゴルフ肘は慢性化に注意!

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回はスポーツや日常生活での使用でもよく発生する

”テニス肘・ゴルフ肘は慢性化に注意!”

をテーマに解説していきます。

テニス肘とゴルフ肘とは?

肘の痛みの中でも頻度の高い障害として

テニス肘またはゴルフ肘といったものがあげられます。

どちらも整形外科のお医者さんが説明として用いることも多く、

耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

肘の関節から肩にかけての骨は上腕骨と言います。肘を触った時に触れることのできる

上腕骨の内側部分のでっぱり(医学的に正しくは内側上顆と言います)の障害をゴルフ肘

上腕骨の外側部分のでっぱり(医学的に正しくは内側上顆と言います)の障害をテニス肘

と表現されています。

ゴルフスイングやテニスのバックハンドで負担がかかって痛みを引き起こすことが多かったようで、

古くからこの名称が使用されてきました。

しかし、ゴルフ・テニスのスポーツ以外でも痛みを起こすことが多く、

わかりやすいですが必ずしも適切な名称とは言えないかもしれません。

内側上顆・外側上顆ともに手首や指を動かす筋肉の腱がくっつく場所です。

このようにピンポイントで腱がくっつく場所というのは負担が集中的に加わり、

痛みなどの障害を引き起こしやすい場所なのです。

他にもアキレス腱や足の裏の筋膜・お皿の下の腱・靭帯など起こりやすい部位を総称して

腱付着部症enthesopathyと近年表現されます。

腱付着部症について

腱付着部症と取り上げられる理由は端的に言えば回復しづらさに尽きます。

腱や靭帯は総じて血液循環が旺盛とはいえない組織です。

腱や靭帯が傷ついてしまった際に修復のために必要な成分は血液によって運ばれてきます。

その血液循環がもともと乏しいという事は修復能力に乏しい事を意味します。

修復能力に乏しいところでも身体はなんとか治そうと反応はしています。

しかしそこに負担がかかり続けていると修復と損傷のアンバランスで、

正しい腱を修復できずに腱だったはずの場所に軟骨や骨といった組織を作ってしまうことがあります。

もともとは引っ張りに耐えるような腱という組織ですので、

軟骨や骨は固く柔軟性に乏しい異物のような組織・不適当な性質となり、

通常よりも痛みを敏感に引き起こす原因となります。

ここまで進行してしまうと様々な方法を用いても、症状がなかなか退かなくなってしまいます。

対処法は多岐にわたりますが手術をすることも選択肢に入ってきます。

テニス肘・ゴルフ肘が腱付着部症としてこのような変化が進んでいるかを確認することが重要です。

この重症度の判断ができないと回復経過を予測することもできません。

なにより重症度によっては炎症を抑えるために、

初めから痛みの専門医・肘の専門医に紹介するなどの対応が必要となる事もあります。

初期にはレントゲン画像では変化は認めづらく、

エコー観察によって軟骨などの初期の変化を可視化することが可能です。

初期段階からの対応がなにより重要!

テニス肘・ゴルフ肘は

一般の方も比較的よく耳にするような障害名で、

軽いもののようにとらわれがちですが痛みを完全に抑えづらい場所でもあります。

当初から激しい痛みを感じる事は少なく、

日常やスポーツでなんとなく使えることから

慢性化していってしまうケースがが多いのです。


とにかく早期からの対応が重要であり、

お伝えした腱付着部症としての重症度が進まない時期から

施術を開始することができれば、

多くの方の回復状態は良好です。

テニス肘・ゴルフ肘の痛みでお悩みの方は安易に考えずに、

まずはご相談いただけると幸いです。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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