足の捻挫でよくある”下駄骨折”の話

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回は足の捻挫でよく発生するいわゆる

下駄骨折”という骨折について

解説していきます。

なぜ下駄骨折なのか?

足の甲の外側の骨(第5中足骨基底部)が

折れてしまったときに”下駄骨折”と表現されます。


由来は連想されるまさにその通りなのですが、

下駄を履いていて足を捻った際に、この骨折が起こりやすかったことから

日本では古くからこの名前がつけられているようです。

ちょうど鼻緒の外側が触れる部分で折れてしまうので、

足を捻った時にそこに力が集中して折れてしまうということが要因としてあるのかもしれません。



ちなみに私も下駄骨折は何十例もみてきていますが、

下駄をはいてこの骨折を起こしてしまったケースはまだ見たことがありません。

現代では、下駄を履いていない方でも頻繁に起こります。

下駄骨折の対処法は?

一般的に経過が良い骨折です。手術が必要となる事はほとんどありません。

もちろんケガした直後は痛くて歩くのも大変なこともありますが、

適切な処置をすれば当日・遅くとも数日後には歩くことは支障なくできます。

体重をかけることで骨折部のズレが大きくなってしまうというリスクも少ないため、

体重をかけながら対処していくことができる点も、

筋力が衰えてしまったり、関節が固まってきてしまったりという

問題が少ない要因と考えられます。

骨がくっつかない・くっつきが悪いという事はまず起こらず、

ゆっくりですが確実にしっかりと骨癒合が進行する場所です。

下駄骨折の注意点は?

下駄骨折は子供から大人までどの世代でも起こる骨折です。

しかし、子供の頃には下駄骨折が発生する第5中足骨基底部部分が

軟骨組織で骨が分かれている時期がごく短期間存在することもあり(イズリム病と呼ばれる障害です)、

本当に骨折なのかの判断も重要となります。

ちなみにサッカー・野球などのスパイクの突き上げによって疲労骨折が第5中足骨で発生することもあり、

下駄骨折のようにはっきりとしたきっかけがなくても、疲労骨折にも注意が必要です。

かしわだ接骨院の下駄骨折の取り組み

かしわだ接骨院では初期はギプス固定、あるいは足の甲を部分的に覆う固定処置を行い、

まずは炎症を抑える・痛みを取り除くことを第一優先とします。

松葉杖は原則使用せず体重をかけることで回復(骨癒合)を図ります。

下駄骨折をされて来院された時には足を引きずっていた方の多くが

適切な固定処置をした後にはしっかりと歩いて帰宅されています。

早ければ2週間後には固い固定具は外し、包帯程度の簡単な固定で過ごすことができます。

6週間~8週間で骨の癒合状態の進行が確認できれば通院は終了となるケースが多いです。

最後に

骨折なのでもちろんケガした直後は症状も強く不安に感じられるかと思いますが、

足の骨折全体の中でも良好に回復してくれる場所でもあります。

どの骨折にも言える事ですが初期対応がとにかく重要で、

処置をしてもらったのにズキズキと痛む・歩くと骨折部に当たる

などといった症状は対応の変更の必要があるかもしれません。

下駄骨折のことでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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