いわゆる”ボクサー骨折”ってなんだ?

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回はいわゆる”ボクサー骨折”という

手によく起こる骨折について

解説していきます。

ボクサー骨折ってどんな骨折?

身体の様々な部位で骨折は起こりますが、

名前がついている骨折というのは

それだけ研究されていたり発表されていることが多く

頻度の高い骨折ということが言えます。

いわゆるボクサー骨折(パンチ骨折)もその代表的な一つで、頻度の高い骨折です。

正式な名称は第5中手骨頚部骨折と表記されます。

まずボクサー骨折が起こる第5中手骨頚部がどこかについて説明します。

指の又で分かれている先だけが指の骨ではなくて、手の甲の部分にも

それぞれの指に対して延長するように中手骨という骨が存在しています。

第5という表現は、医学的には親指を第1・人差し指を第2…という具合に順番に数えていきますので、

第5中手骨は小指の延長にある中手骨の事です。


※第5中手骨の頚部がどこかというと参考画像のこの部分です!

拳のでっぱり(頭部と言います)の下に少しくびれている部分の事を

医学的には中手骨の頚部と表現されます。

ボクサー骨折に限らずですが

骨がくびれている部分は骨の中でも弱い箇所となり、

そこに力がかかって折れてしまうケースは多いです。

ここに強い力がかかってしまう動作がまさにパンチをした時なので、

昔からこういった名前がつけられています。

ちなみに本職のボクサーの方はこの部分で折れることはないそうです。

素人のパンチだとまっすぐではなくて小指側を当ててしまう事が多いようです。

なので、ボクシングの試合で骨折ということはなくて喧嘩だったり、

酔っぱらってモノを殴ってしまったりしてボクサー骨折してしまった…

というケースが多いです。

転倒した際にこの場所をぶつけてしまって折れることもありますが、

実際に私が携わってきたケースでもパンチをしての骨折の方が

半数以上であったと記憶しています。

ボクサー骨折の一般的な対処法は?

ボクサー(パンチ)骨折では骨がかなり曲がってしまう(ズレてしまう)

事が大半で、手術を勧められることも多いです。

手術をしないで骨折のズレを戻しても

また骨が曲がってきてしまう・ズレてきてしまう事を懸念しているそうです。

一方で骨が曲がっていても小指の動きにあまり支障にならないから

手術はしなくても大丈夫という意見もありますが、

ボクサー骨折の際に小指の指先が親指の方向に捻じれて折れてしまっている事がほとんどです。

曲がってしまってプラス捻じれてしまっていると指の使用は非常に困難になります。

かしわだ接骨院のボクサー骨折への取り組み

かしわだ接骨院の方針としましては

ボクサー骨折も他の骨折と同様に折れ方を理解して徒手整復(骨のズレを戻す操作)をして、

ズレないように支点を作った固定をすることでほとんどのケースで手術を必要とせずに、

折れる前と同じような骨の形で修復させることが可能です。

そして指が絡んでくるケガ・固定を必要とする場合には、

特に関節が固まらないように注意しなくてはいけません。

ボクサー骨折でも早期からリハビリを始めていきます。

遅くても一カ月もすればテーピング程度の簡単な固定に変更し、

日常生活はほとんど不具合なく過ごすことができるようになるのが一般的です。

最後に

ボクサー骨折はほとんどのケースで徒手整復(骨のズレを戻す操作)が必要ですが、

ケガをした直後から身体は骨折して骨が曲がった状態でも治ろうと反応し続けているので、

患部はどんどん固まってきて折れた場所を動かしづらくなってしまいます。

なのでケガをされてから手術せずになんとかリカバリーできる可能性があるのは

せいぜい2週間までかと考えております。

できる限り早期からの対応がカギを握っています。



ボクサー(パンチ)骨折の事でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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