アキレス腱断裂の具体的な施術方法

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回はスポーツ障害でよく発生する

”アキレス腱断裂の具体的な施術方法”

をテーマに解説していきます。

アキレス腱について

アキレス腱の場所に関してはほとんどの方が説明しなくても把握されているかと思います。

上の写真にもちょうど写っている部分ですが

ふくらはぎの大きな筋肉が急に細くなって(腱に移行して)かかとの骨にくっつく部分がアキレス腱です。

言葉にすると少しややこしいかもしれませんね。

ちなみにアキレス腱っていう名称は正式な医学用語です。

こんなにも名前も場所もしっかりと覚えられている組織は全身の中でも珍しいです。

アキレス腱断裂について

アキレス腱断裂という言葉も多くの人が聞いたことのあるケガかと思います。

スポーツ選手がアキレス腱を切ってしまって手術をして復帰まで半年・1年…

なんてニュースは不幸ながらよくある話です。

かしわだ接骨院ではアキレス腱断裂に対して手術をしない施術方法を推奨しています。

以前のブログ記事でも詳細を解説しておりますので参考にしてください。

※参考 ”アキレス腱断裂の最新治療方法



今回は実際の施術方法を具体的に説明していきます。

アキレス腱断裂をしてしまった~回復の流れ

  •   アキレス腱断裂してしまった初期

まずは切れてしまったアキレス腱の断端を近づける操作をします(徒手整復術)。

その位置をエコーでの観察により確認したのちに、

適切な足首の角度で動かないようにギプスを用いて固定処置をします。

炎症を確実に鎮めるために松葉杖を使って体重はかけないようにします。

ギプス固定中も断裂した部位への施術や患部を拭いたりができるように、

ギプスはセパレート・分割した状態で過ごせるように施術を開始していきます。


  •   アキレス腱断裂後1週間~2週間

遅くとも2週間の段階では少しずつ体重をかけれるようにします。

ギプスは作り直し、足首の固定の角度も力が抜けた自然な状態まで少し近づけます。

加えて断裂してしまったアキレス腱が周りの組織との癒着が進まないように、

マッサージなどのリハビリも開始していきます。


  •   アキレス腱断裂3週間~8週間

この期間にはリハビリの強度はどんどん高め、逆に固定の強度はどんどん落としていきます。

8週間の時点では松葉杖などなく完全に体重がかけられる事が目標の一つです。

どちらも適切に段階を踏んでいかないとアキレス腱断裂部に炎症を再発させてしまったり、

うまく修復できずアキレス腱が以前よりも伸びてしまったりといった事も起こります。

できる事がどんどん増える時期ですが、焦らないことも大切です。


  •   アキレス腱断裂2カ月~5カ月

その方の生活や運動量にもよりますが、

日常生活のためのリハビリというよりも、

スポーツや運動にも耐えうるようなリハビリの強度へ変化します。

この時期に最も注意しなければいけない事はアキレス腱の再断裂です。

再断裂の起きるケースはこの時期にほとんど集約されています。

ほとのどの事は行えるようになっていますので、

「とっさに動いてしまう」や「治りきっていないのに無理をしてしまう」

ということをとにかく注意してください。


  •   アキレス腱断裂6カ月~1年

6カ月の時点で運動復帰も基本的にはOKです。

ここまで問題なくくれば再断裂のリスクもほぼありません。

ただ完全に元の状態ということでは残念ながらまだありません。

この時点でもアキレス腱はまだまだ修復を続けていますので、

最低でも1年の経過観察をお勧めします。

その頃にはアキレス腱の太さや筋力発揮なども、

おおむね以前の状態を取り戻している事が理想的な回復状態を言えます。

まとめ

以上がかしわだ接骨院でのアキレス腱断裂の施術方法の大まかな流れとなります。

最近よくみかけるアキレス腱断裂の歩行療法というのは

手術療法でも・保存療法でも当たり前のように行っている方法の一つに過ぎません。

ちなみに、それだけの方法ではもちろん適切とは言えません。

周りの組織と癒着しないようにだったり・筋力の回復を行ったり、

日常生活やスポーツ復帰に向けての動作をリハビリとして行わなければ危険です。


何が危険かというとアキレス腱を再断裂してしまうことです。

再断裂が一番起きやすいのは歩き始めた時と歩けるようになって活動量が増え始めた時です。

歩行を準備なく急に行うという行為は、非常に危険性の高い行為なので特にご注意ください。


アキレス腱断裂の事でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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