アイシングは何に効くのか? 

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回はケガなどの応急処置として広く用いられる

”アイシングは何に効くのか”

をテーマに解説していきます。

アイシングについて

アイシングとは患部を冷やすこと全般を指します。

コールドスプレー・氷・冷却機・保冷剤など多種多様な方法がありますが、

冷感シップに関しては皮膚がひんやりと感じると思いますが、

患部の温度を下げる=冷やす効果はありません。



アイシングという行為は

医療行為というよりも一般の方にも応急処置として

スポーツ現場では特に多く用いられるかと思います。

しかし、その扱いやすさから

やや過剰に用いられてしまっているのでは?

と思われるケースも散見されます。

今回はそんなアイシングについて

正しい理解と正しい適応を知って

上手にアイシングと付き合っていただくよう解説をしていきます。

アイシングの効果は?

まず大原則として覚えていただきたいことは

アイシングをしたからといって

ケガをして傷ついた組織の修復を早めるといった効果はありません。

アイシングの効果は炎症や温度・代謝を抑えることです。

したがってケガへの対応手段としてアイシングを用いた場合にも

その効果が必要な時期というのは

ごくごく短期間・短時間であり、

初期の炎症期を過ぎても長期にわたって

アイシングをし続けるという行為は有効とは言えません。

ちなみにケガをした直後に

痛みや炎症を最も取り除ける行為は

適切な範囲で関節の動きを止める固定処置です。

この対応はアイシングよりも遥かに痛みを抑えることができます。

そして固定をすることによって、

傷ついた組織に余計なストレスがかからないことが

その後の組織修復を促すことにもつながり、

後々の早期回復への影響が期待できます。

アイシングのタイミング

アイシングにおける最大のメリットは

保冷剤や氷など身近な道具を使って

誰でも簡単に行える応急方法であるということです。


簡単であるからこそ安易に

アイシングアイシングアイシング・・・

と長期使用にならないために、

適切なタイミングを理解しておくことが必要です。


・ケガをした直後に医療機関を受診する前に

 一次的にでも痛みを抑えるためにアイシング

・医療機関で固定・安静などの対応をしてもらった後にも

 初期の炎症症状が強くズキズキと痛む場合にアイシング

・スポーツなど激しい動きを行った後に

 熱をもつことで組織を壊すような反応を最小限に抑えるためにアイシング

アイシングの機会は上記にあげたようなタイミングの時に

限定的に使用するくらいで十分ではないかと考えています。

炎症が落ち着き、修復が進んで組織の強度が向上した後には

徐々に固定をゆるめて活動量をあげ

固くなってしまった関節の動きを改善し

筋力強化やバランス強化などのリハビリが

何より重要で、このタイミングを見極めることが

修復・回復を早めることにつながります。

この時期にアイシングを行う必要性はほとんどなく、

修復のために栄養を患部に送ってあげたい

→ほとんどの栄養は血液から運ばれる

→患部への血流量をあげたい

したがって、温熱療法や積極的な入浴が大切な時期となります。

アイシングのまとめ

接骨院・整体院・トレーナーなどといった中には

いつまでもとにかくアイシングアイシングアイシング・・・

といった指導を続けている方もいるようですが、

昨今ではその効果について(特に長期的な使用に関しては)

疑問視される見解が多数く報告されています。

かしわだ接骨院でもアイシングを使わないわけではありません。

アイシングに効果はない!と極端な見解をしているわけではなく、

症状を通じてアイシングに適切な時期を見極めることが

その効果を高めてくれるものと考えております。

ケガやスポーツ後の応急対応の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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