足首の捻挫はクセになるって本当?

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回はスポーツや日常生活でもよく起こることのある

”足首の捻挫はクセになるって本当?”

をテーマに解説していきます。

足首の捻挫はクセになる?

「足首の捻挫はクセになるから気をつけて」

昔からよく聞く言葉で、患者さんから質問されることもあります。

ではクセになるというのは本当なのでしょうか?

その意味と原因について解説していきます。

「足首の捻挫がクセになる」というのは

何を表現しているかによっても異なりますが、

おそらく大きく分けて

痛みが残ることを指している

捻挫をしやすくなることを指していることが推察されます。

足首の捻挫をしてしまった方が

この二つの症状を残してしまう可能性はもちろんあります。

ただ多くのケースが初期対応の失敗が原因です。

今回は何故このような症状が残ってしまうのかについて

さらに掘り下げていこうと思います。

① 痛みが残ってしまう・・・

痛みが残ってしまう一番の要因が初期対応のまずさです。

はっきりと腫れがある・スタスタと歩けない

といった症状がある捻挫には初期対応として

一定期間の固定処置・安静期間が絶対に必要です。

多くの場合テーピング程度では不十分です。

原則的に捻挫は足首の関節を支える靭帯を損傷したことを意味しますが、

適切な初期対応がなされなかったことによって

靭帯の関節を支えるという機能が低下します。

支える機能が低下した足首の関節は不安定となり

関節の軟骨へのダメージが増加することによる関節炎

その状況がさらに悪化・進行してしまうことによる変形性関節症

靭帯の機能を補うために筋肉や腱に過剰な負担が腱鞘炎に

靭帯が機能が本来よりも弱くなり痛みも感じやすくなる(変性)

といったことなどが複雑に絡み合い

痛みが残ってしまうことの要因として考えられます。

② 捻挫をしやすくなる・・・

既に説明した通り

初期対応のまずさによって傷ついた靭帯は

足首を支えるという機能が低下しています。

こうなってしまった足首はちょっとした段差や高いヒールを履いた際に

ガクっと捻じれやすくなるということに繋がります。

どこからが捻挫の範疇に含まれるかという点は規定が難しいですが、

このような不安定な足首になってしまうことがイコール痛みも起こしやすくなり、

広い意味では捻挫がクセになるとも表現できるかもしれません。

”クセ”ではなく実際は足首の関節機能の崩壊

上記に解説した通り足首の捻挫がクセになる

という言葉を医学的に表現すれば

初期対応のまずさが招いた『足首の関節機能の崩壊』と言えます。


そもそも重度の骨折などの一部のケガを除いては

初期対応をしっかりして、適切なリハビリが行われれば

足首のケガにおいて後々に症状を残してしまうことは原則ありません。


足首の捻挫に対して

レントゲンを撮影して骨に異常ないと

湿布だけを渡されてなんとなく楽になって

なんとなく動けるようになってくるという

なんとなく療法が日本にはびこっているため

足首の捻挫はクセになるといった

言葉が広まっているのではないかと考えられます。

捻挫はクセになる?のまとめ

足首の捻挫をしやすくなるという点では

「クセになる」という表現もできますが、

医学的には足首の関節機能の崩壊と言えます。


そうならないためにはとにかく初期対応がなにより重要です。

また慢性的に症状が残存してしまっている場合には

すでに足首は弱くなっているという事を自覚され、

足首や足のアーチのトレーニング

サポーターやインソールを

上手く活用することが必要なケースは多いです。

足首の捻挫や痛みなどの症状でお悩みの際には

ケガ後の初期対応から慢性的な症状までお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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