膝や股関節でもある! いつのまにか骨折

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回は主に骨粗鬆症などの影響で年配の方に発生する

”膝や股関節でもある! いつのまにか骨折”

をテーマに解説していきます。

いつのまにか骨折とは?

いつのまにか骨折という言葉は聞いたことありますか?

テレビCMなどでも使用されていた言葉でもあり

耳にしたことがある方も多いかと思います。

イメージもしやすい良いフレーズだと私自身感じております。

骨粗鬆症という年齢や性別や持病などを背景とした骨の弱体化が原因で

本来なら折れることのないような刺激や日常生活を過ごしていただけで

その名の通りいつのまにか骨折してしまっていたことを指します。

いつのまにか骨折の代表例というと背骨の骨がつぶれてしまう骨折

(圧迫骨折)が真っ先にあげられます。

背骨の椎体というブロック状の部分がつぶれるように折れてしまう(圧迫骨折)ことで

背中がだんだんと丸くなってしまう怖い骨折です。

しかし、背骨の圧迫骨折だけでなくいつのまにか骨折してしまっていた・・・

ということは全身的に起こりえるのです。

今回は背骨以外でも問題となりやすい、いつのまにか骨折について解説していきます。

脆弱性骨折 insufficiency fracture

いつのまにか骨折と似た意味を持つ言葉として

脆弱性骨折 insufficiency fracture”という概念が医学的には提唱されています。

これにはもちろん上記の背骨の椎体圧迫骨折も含まれますが、

それ以外に股関節や膝関節といった体重のかかる部分では

この脆弱性骨折の危険性が多数報告されています。

よく加齢性の変化として関節が変形してしまったという説明を

病院でレントゲンを撮った後のお医者さんの説明で受けることも多いと思います。

その時の説明として骨と骨との間の緩衝材である軟骨がすり減ってしまってという

説明もされたことがある方多くいらっしゃるのではないでしょうか?

関節の軟骨の大きな役割は緩衝作用・クッション作用であり

関節部分で体重などの圧力を支えながら動きにも適応するために存在します。

それがすり減ってしまう又は線維のように固くなってしまうと

本来のクッションとしての役割は衰えてしまっていきます。

そうすると本来なら軟骨に衝撃を吸収してもらっている

関節の骨の部分に直接衝撃がかかるようになってしまいます。

通常であれば衝撃を直接受けることに慣れていない骨は

床が抜けるように・亀裂が入るように折れてしまう事があるのです。

さらに負担がかかり続ければ底が完全に抜けてしまい

関節が陥没するような骨折に発展してしまう事もあります。

膝・股関節のいつのまにか骨折の症状

いつのまにか骨折・脆弱性骨折だからといって

あまり特別な症状がみられるわけではありません。

したがって見過ごされて、負担がかかり続けて

骨折の状態が悪化してしまうことに注意しなければいけません。

レントゲンでは初期の骨折については確認しづらいですが、

MRIによる断層撮影では早期からの発見も可能なようです。

このような底が抜けるような脆弱性骨折の大半が

股関節・膝関節における太ももの骨(医学的に正しくは大腿骨と言います)

で発生してしまうようです。

そしていつの間にか骨折というくらいですから

明らかにこの外力で痛めたという原因がはっきりしない方でも

発生してしまうことがあります。

年配の方で、特に骨粗鬆症の診断をされているなどリスクの高い方が

膝痛・股関節痛が急激に強くなった、あるいは強い痛みが続いている

などといった場合には危険性の高いこの障害を疑ってかかることが重要です。

エコー観察だけではこのような脆弱性骨折を

明確に判断することはなかなか難しいですが、

問診・徒手検査・症状経過などを組み合わせることで

その可能性について判断することは十分できます。

膝・股関節のいつのまにか骨折への対処法

このような脆弱性骨折の対処法としては

陥没するほど悪化していない骨折で留まっているのであれば、

多くの場合・手術はしないで回復を図っていく事になります。

かしわだ接骨院では日頃から提携医療機関との連携を図っており

脆弱性骨折が疑われるケースであれば

早期からMRI等の画像検査の依頼を行っております。



その上で接骨院での施術が可能なようであれば

初期には関節に負担がかからないような固定と

関節や周囲の筋肉が衰えてしまわないように

早期からリハビリを組み合わせて施術を行ってまいります。

骨折ですのですぐに元の状態に回復できるわけではありませんが、

しっかりと修復段階を考慮して施術を進めていくことで

多くの方が骨折をしてしまう前の日常生活を取り戻すことができます。

いつのまにか骨折・脆弱性骨折は決して珍しい障害ではありません。

膝・股関節の痛みでお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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