スポーツでの肩の痛み インピンジメント症候群かも・・・

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回は投球などといったスポーツ動作で多く発生する

”スポーツでの肩の痛み インピンジメント症候群かも・・・”

をテーマに解説していきます。

そんなに多い? インピンジメント症候群

インピンジメント症候群という障害を

耳にしたことはありますか?

おそらくほとんどの方が初耳であるとか

耳なじみのない言葉ではないかと思います。

しかし、インピンジメント症候群という障害が

肩の症状にとって珍しい障害であるかというと

実はそんなことはありません。

インピンジメント症候群に関しての見解は

専門家によって様々議論されていますが

肩の症状で医療機関に訪れる方の

なんと40~60%に及ぶとの報告もあり

肩の障害としてはかなり多い・

むしろ大多数という意見もあるくらいです。

それなのになぜこんなにも知名度が低いのかについては

様々な要因が絡み正確なことはわかりませんが、

日本では医療者・一般の方ともに

「四十肩」「五十肩」

という俗称的な障害名の認知度があまりにも高く

実際にはインピンジメント症候群などの障害にも

過剰に用いられてしまっている背景は関係がありそうです。

症状の原因が正確に判断されなければ回復のスピードは遅くなり、

場合によっては悪化させてしまう・良くならないという

経過を辿ってしまうことも十分に考えられます。


今回はそんなインピンジメント症候群について、症状と対応について説明していきます。

インピンジメント症候群について

インピンジメントは衝突するという意味をもつ言葉で

身体の各所でインピンジメントによる障害が数多く報告されています。

そのインピンジメント症候群の代表例が肩の障害であり

肩にまつわる症状の中で大きなウエイトを占めていると言えます。

肩のインピンジメント症候群は

・肩峰下インピンジメント

・烏口下インピンジメント

・インターナルインピンジメント

という三つの障害に分類され、

どの部位の衝突で発生するか、

どの組織が障害されるか、

どんな動きで痛みが生じるかによって原因も症状も異なります。

インピンジメント症候群の症状と対策

上記の三つの分類の中でも頻度が高く

肩のインピンジメント症候群の大多数とされている障害が

肩峰下インピンジメントです。

少々専門的な話になってしまいますが

肩甲骨の外側に向かった突起部分(医学的に正しくは肩峰と言います)と

腕の骨(医学的に正しくは上腕骨と言います)の間にある

肩のインナーマッスル(回旋筋腱板・ローテーターカフ)が

押しつぶされるような外力を受けることで様々な要因のもと

発生するというのが一般的な考え方です。

肩峰下インピンジメントが悪化してしまうことによって

肩のインナーマッスルが断裂してしまう(医学的には腱板断裂と言います)

障害との関連性も指摘されています。

※腱板断裂についての記事はこちら”腱板断裂 その症状、肩の腱が切れているかも・・・

この部分がインピンジされる外力を具体的に示すと

下の写真のような腕を外に挙げるかつ掌が下を向くような動作が

特に負担が強い動きに該当するため注意が必要です。



スポーツ動作以外でもお仕事やなどで腕を挙げた状態での

動作や作業が多いことと障害との関連性もあるようです。

物を取ろうとパッと手を伸ばすといったありきたりな動きで

このような動作を行うことが多いので、

インピンジメント症候群による症状が起こっている場合には

体の向きを変えて腕を横ではなく、まっすぐ腕を挙げる

などといった日常での対策も効果的です。

また衣服の着脱の際にもこのような動きを引き起こすことが多く

服を着る際には悪い方から・脱ぐ際には問題のない方から

といったことに注意するだけでも改善される方は多いです。

四十肩・五十肩が起こる中高年といった年齢層でも起こりますが、

それよりも若年層の方に起こることの方が多く、

具体的なスポーツとしては野球や水泳といった

やはり腕を挙げた状態での動作が多いスポーツでの報告が多いです。

スポーツでの腕や身体の使い方や肩・肩甲骨回りの筋力のアンバランスによる

インピンジメント症候群発生への関与も疑われています。

四十肩・五十肩との見極めが重要!

肩の症状イコール四十肩・五十肩という認識は非常に危険です。

かしわだ接骨院では起きている症状の原因を追求したうえで

各種インピンジメント症候群が疑われれば

肩回りの筋力強化・筋力のアンバランス改善といったエクササイズ

また症状が強い際にはテーピングなどを用いた

障害組織に負担を軽減しながら時期に応じた

適切な対応を行うことで早期回復を目指しています。

肩の痛み・腕の挙げづらさ・動く範囲の左右差・全力で行えないなど

インピンジメント症候群が疑われるような症状で

お悩みの際にはお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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