コルセットを正しく使えていますか?

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回は腰痛・脚へのしびれなどの症状に使用される

“コルセットを正しく使えていますか?”

をテーマに解説していきます。

あなたの症状にはどのコルセットが合っているか

腰痛や足のしびれなどの症状が出た時に

少しでも症状を和らげよう・負担を避けようと

「コルセット」や「腰痛ベルト」の

お世話になった方も多くいらっしゃるかと思います。

インターネットで「コルセット」や「腰痛ベルト」と

検索してみるととんでもない数の商品が出てきます。

たくさん数がありすぎて、それぞれの商品の違いも

よくわからない事がほとんどではないかと思います。

日本における腰痛の生涯発生率は85%とされており、

それだけ多くの方の需要のあらわれだと想像ができます。

今回はそんな多くの方のために

コルセットや腰痛ベルトの種類をタイプ別に分類し、

それぞれの役割や機能について解説していきます。

タイプ別コルセットの機能と役割

① 腰椎タイプ

医学的に”腰”というと原則は背骨の腰の部分(正しくは腰椎)を指します。

腰痛の原因の多くがこの腰椎周囲で発生するからです。

腰椎タイプはコルセットの中にステイと呼ばれる支柱が取り付けられており、

背骨・腰椎の両サイドを支柱で支えるような造りになっており、

背骨・腰椎の前後運動を中心にある程度の固定力が期待できます。

② 骨盤タイプ

腰椎タイプのように支柱が内蔵されておらず、

ゴムを巻き付けるだけのタイプです。

多くのケースで腰椎タイプよりも幅が狭く、

腰椎への固定力はほとんど期待できません。

腰椎ではなく骨盤からくる痛みの方の比率は多くはないですが

そういった方には骨盤を支えることで楽になる方もいます。

かさばらないので服の下にもつけやすいことはメリットと言えます。



③ ギプスコルセット

ギプスでのコルセットは既製品はないので

作成できる施設はなかなか多くはありませんが、

最も固定力が高く、痛みを和らげることのできるコルセットです。

大きな特徴は骨盤から肋骨までの範囲を強固に固定できることです。

この範囲がイコール腰椎の範囲に当たり、

腰椎にかかる負荷をほとんど取り除くことができるので、

痛みを抑えるのに最も効果が高いです。

病院でも同様の範囲の装具作成は可能ではありますが、

どんなに急いでも作成までに1~2週間はかかってしまうのが現実です。

かしわだ接骨院では当日中に作成・お渡しを行っています。

コルセットは正しく装着できているか

①の腰椎タイプに関しては装着方法が重要です。

腰椎部分を支柱(ステイ)で支えるのが主目的なので

骨盤付近に巻き付けてしまうと腰椎には上手く支柱が当たりません。

コルセットの下縁が骨盤の一番高い部分に指1~2本かかる高さ

ここを意識して巻くとステイが腰椎を支える位置になります。

加えて身体は円柱状ではなく、くびれがありますから、

マジックベルトは真横ではなく下腹部の方向にむかって、

下向きかつ斜めに止めるようにしてください。

この要点を実践するだけで効果が変わることも多いです。

②の骨盤タイプは強い固定力はほとんど期待できないので

骨盤付近を覆うように巻き付ければいいです。

装着位置はそこまで厳密である必要はないかと考えられます。


③のギプスコルセットはオーダーメイドで作成し

体型に完全にフィットしているため、

そのまま身体に合わせて装着するだけで問題ありません。

正しいコルセットの選び方

コルセットや腰痛ベルトと一口に言っても、

解説したタイプによってその機能や役割には違いがあること

少しおわかりになっていただけかと思います。

「コルセットを着けたのにあまり症状が良くならない」

こんな状況に陥ってしまう多くの理由として

固定力が合っていないか、装着方法が間違っている

という理由が大半です。

最も重要なことは腰痛を引き起こしている要因を明確にさせることです。

それがはっきりしない事には固定する強度も、

固定する範囲も、固定する時期も曖昧になってしまいます。

これでは腰痛はどんどん慢性化してきてしまいます。

コルセットはずっと着けていればよいというものではなく、

症状に合わせた適切な期間・適切な使用方法で装着し、

強い症状が改善すれば、コルセットを外していけるように

今度は筋力・柔軟性などを向上させていくリハビリなどが重要になってきます。

この順序を間違えてしまう事が回復の悪さにつながってしまうのです。

コルセットのまとめ

コルセットは薬局でも手に入るほど一般の方にも身近なアイテムですが、

その役割であったり・着け方であったりはよくわかっていない・・・

という方からの質問を多くいただくので、今回まとめてみました。

様々なコルセットが販売されていますが、

今回のタイプごとの機能と役割をご理解していただいて、

症状に合わせて適切に使用していただければ

腰痛対策として有用な道具であることは間違いありません。

ぎっくり腰や腰痛でお悩みの方の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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