三角骨障害 アキレス腱の痛みじゃありません

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

今回は足首の捻挫や使い過ぎによる足の痛みの原因

”三角骨障害 アキレス腱の痛みじゃありません”

をテーマに解説していきます。

アキレス腱のあたりが痛い・・・

足首の捻挫後・スポーツや歩きすぎによる負担によって

アキレス腱のあたりに痛みを感じるということは

わりとよくある症状かと思います。

アキレス腱に関連する症状も

歩くことやスポーツなどによって負担が頻繁にかかる部分のため、

痛みを落ち着かせるまでには時間がかかることもある

厄介な場所であるとも言えますが、

同じような場所に同じような症状を引き起こす

”三角骨障害”はご存じでしょうか?

アキレス腱あたりが痛いと

アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎(滑液包炎)などと

安易に判断されてしまい、似たような症状を引き起こす

ややめずらしい三角骨障害は

見落とされてしまうことも意外と多いのです。

今回はこの三角骨障害について説明させていただきます。

三角骨ってなに?

まず”三角骨”とは何かについてですが、

三角骨という骨は持っているヒトと持っていないヒトが存在します。

身体には大小さまざまな形の骨が存在していますが、

その中に”過剰骨”という

特定のヒトにだけ存在するような骨が

全身の中でも足には特に多く報告されています。

三角骨はその”過剰骨”の一種で、

以前にも解説した”外脛骨”に次いで多く

足の中でも発現率は第2位と言われています。

この三角骨がつくられてしまう場所は決まっており

足首の中心にある距骨という骨の後方部分にあたります。

この場所はまさにアキレス腱の奥の部分に該当し、

アキレス腱のまわりが痛いという訴えに対して

アキレス腱炎やアキレス腱付着部炎(滑液包炎)だろうと

誤って判断されてしまうケースが

残念ながら相当数みられるのです。

三角骨障害の症状について

三角骨を持っている方が必ずしも痛くなるわけではありません。

・足首を捻ってしまった

・スポーツで負担が急に増えた

・急激に歩きすぎた・動きすぎた

などといった日常の刺激に反応して、

痛みが出始めるといった経過が一般的です。

症状の特徴としては

医療機関でもアキレス腱の痛みと間違われやすいので

一般の方が症状だけで三角骨の障害と判断するのは

難しいとは思いますが、

・痛みを感じるあたりを押してもあまり痛くない

・足首を持ち上げるよりも伸ばした時に痛みがはっきりと感じる

などがアキレス腱炎とは異なる症状の特徴と言えます。

三角骨の痛みは足首の後方に存在する三角骨が

足首を下に向かって伸ばすことによって

すねの骨(脛骨)とかかとの骨(踵骨)との間で

挟み込まれることによって生じるとされています。

したがって、特に三角骨障害のリスクが高いスポーツとして

バレエダンサーやサッカーといった競技のリスクが報告されています。

三角骨障害の対処法について

三角骨障害への対応方法として

足を下に向かって伸ばす動きを止めることが

まずは施術のスタートとなります。

重症度に応じてテーピングもしますし、

就寝時だけギプスを着けてもらうこともあります。

その後には足首の動きを改善したり、

足首周囲の筋力を鍛えたり、

動きのクセを矯正したりといったリハビリも行います。

ほとんどのケースで三角骨障害は

このような対処方法で改善することができますが、

・とにかくすぐに痛みなくスポーツがしたい!

・色々な対応をしても症状が退かない…

といったケースには三角骨を取り除くといった

外科手術で対応するケースもあります。

ちなみに、どんな手術でも当たり前のことではありますが、

手術をしたからといって直後から

きれいさっぱりなんともない状態になることはなく、

手術をしない場合の対処法以上に

厳密なリハビリテーションに励むことが重要となります。

三角骨障害のまとめ

三角骨障害のほとんどのケースは問題なく改善します。

大きな問題はアキレス腱炎だろうと判断され

三角骨障害が見逃されてしまうことです。

逆説的に言えば見逃されなければほとんど心配ありません。

かしわだ接骨院の取り組みとしては

アキレス腱のあたりが痛いという方でも

三角骨による障害が疑われる場合には

触れることによる詳細な検査に加え、

最新式のエコーを使った患部のチェックも行います。

この方法で三角骨はほぼ判断できるのですが、

必要性がある場合には提携医療機関への

画像検査依頼などの紹介も随時行っております。


アキレス腱のあたりの痛み・三角骨障害かもと思った方はお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA