骨折のリハビリはいつから?

こんにちは。

柏市・柏駅にあるかしわだ接骨院・院長の和田です。

骨折の治療方法は手術を行う場合もありますが、

今回は手術を行わなかったケースにおいて

”骨折のリハビリはいつから?”

をテーマに解説していきます。

早期リハビリが基本!だけど・・・

大きなけがや骨折をしてしまった…

ギプスを巻かれてしばらくは何もできない…

固定は外したいし、早く治したい…

それにはもちろんリハビリが必要となります。

では骨折など重症のケガのリハビリはいつから始まるのでしょうか?

もちろんどの部位を骨折したか

またどのくらいの重症度で折れているか

手術をした場合や手術をしなかった場合でも異なり、

さらには対応する医療機関でもまちまちです。


この質問に対して結論から言えば、

リハビリの開始は早ければ早いほどいいのです。

しかし、ここに落とし穴があり難しさがあります。

早くからのリハビリは諸刃の剣でもあり、危険性も伴います。

とくに骨がずれているような重症度の高い骨折では

戻した骨が元と同じ・あるいはそれ以上にずれてしまう

といったことが骨折の治療経過の中で最も問題となります。

それを防止するためにギプス固定であったり、

手術によってプレートやピンニングなどで

骨折部を安定させることで対応しています。

「リハビリは早く始めた方がいいから、

 ギプスなどで固定していない範囲は

 何も考えずにとにかくガンガン動かす!」

これでは骨折がさらにずれてしまうといった危険性も高く、

途中で手術になってしまった…

炎症がひかずに回復が長引いた…

といった本末転倒の結果となってしまうことは十分あり得ます。

大事なことは

どの程度の安定性のある骨折であるのか

どのくらいの動きならしていいのか

またどの動きは絶対にしてはいけないのか

といった説明をちゃんとしてくれる先生であり、

このような条件が整った上で初めて、

早期からの安全なリハビリが可能になるということです。

接骨院だからできること

骨折に対して手術をするというのは骨折がずれないように

プレートやピンなどで安定性を確保して

関節が固まったり・筋肉が痩せてしまったりを防ぐために

早期からリハビリを始めて、早期に動ける身体を取り戻す

といった目的が含まれている場合もあります。

しかし、手術をしない場合には早期のリハビリが

危険でとても行えないかというと

そういうわけでは全くありません。

ギプスを装着している間は何もできない。

といったことは少なくとも当院ではありません。

ギプスに”開窓”と言って一定の大きさの穴をあけることで

その部分から電気療法や超音波療法といった施術を

ギプスを装着している期間から行うことが可能です。



また、さらに時間が経過し患部が安定してきた際には

ギプスを上下に分割した状態で

来院時・施術時に一時的にギプスを外してリハビリを行い

そのあとにテープなどで分割したギプスを

上下接合するといった方法を用いています。



「ギプスを巻いたら4~6週間は巻きっぱなしで、

途中での受診も特になくただ時間が過ぎるのを待つだけ」

といった経過観察は忙しい総合病院などでは

用いられることもある手法ですが、

単純に皮膚の衛生状態にとって悪いというだけではなく、

ギプスを巻いている手足はどんどん痩せていってしまいますから、

ギプスの中はグラグラで骨折部がズレやすいといったリスクにもつながり

回復を第一で考えた上でのメリットは全くありません。

骨折リハビリのまとめ

骨折のリハビリは早くから行うほうが良いのですが、

折れた骨がさらにずれてしまわないこと

という安全面での課題が常につきまといます。

骨折に対しての幅広い知識と経験があれば

安全性も保ちながら早期からのリハビリが可能となります。

上記にも説明したギプスの加工方法は

超早期からの施術を可能とし、早期からのリハビリを並行することで、

最終的な回復期間を早めることにもつながります。

骨折をした方、またギプスを装着している方の

施術方法の一つとして参考になれば幸いです。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

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