アキレス腱断裂 - 骨折・捻挫・肉離れ・スポーツ障害は柏のかしわだ接骨院へ
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アキレス腱断裂 | 骨折・捻挫・肉離れ・スポーツ障害は柏のかしわだ接骨院へ

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アキレス腱断裂

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かしわだ接骨院ではアキレス腱断裂の施術対応が可能です。

これは手術をした後のリハビリだけの話ではありません。
ケガをした直後の初期ギプス固定対応からアキレス腱をしっかりと癒合させるだけでなく、
日常生活やスポーツも支障なくなるまで専門的なリハビリを一貫して行っています。

以下に具体的な方法について解説していきます。

エコーでのチェックが有用!

かしわだ接骨院では最新式の超音波(エコー)検査機器を導入しています。
エコー検査機器を使用した観察ではアキレス腱の断裂をはっきりと確認することが可能で
MRI画像検査と並び有用性が数多く報告されています。

一般的なクリニックで用いるレントゲン検査だけでは
アキレス腱断裂についての詳細な判断は困難で(断裂した箇所、断裂の仕方、癒合状態など)
ましてやそのような設備もない接骨院や整骨院での対応はリスクを伴うことは是非覚えてください。

さらにエコー観察は経過観察やリハビリの面でも有用で
「どのくらい修復や癒合が達成されているのか」
「だから、ここまでのことを許可しよう・進めてみよう」
といったように施術プランを安全かつ確実に行うことができます。

状態や経過に応じたギプス固定

一口に“ギプス固定”と言っても足首の角度や加工方法をはじめとして繊細かつ高度な技術が要求されます。

かしわだ接骨院ではギプスを巻いている期間も
断裂したアキレス腱部分のギプスを一部開放・穴あけすることで
ギプスを装着している期間でも電気や超音波といった物理療法を行うことを可能とし、

これによってアキレス腱の回復を促進させることができます。

またギプスを半分にカットした後には
ギプスの片側部分を利用することで施術時の取り外しが可能となり、
おおよそ断裂してから2~3週目には自宅での取り外し・入浴が行えるようにしています。

徐々に足首の角度をまっすぐに近づけ8週目(2カ月)の段階にはギプスは完全に外れます。
スポーツへの完全復帰は競技やリハビリの進捗状況で個人差はありますが6カ月を目安としています。

アキレス腱の再断裂のリスクや組織修復上の観点から当初は松葉杖を使って体重をかけないことが原則ですが、
その方の生活環境や損傷状態によってギプス固定をしながらにはなりますが、
当初から松葉杖を使わず体重をかけていくなど臨機応変な対応も合わせて行っております。

リハビリが超重要!

アキレス腱断裂を手術したケースでも同様ですがギプスや装具などの固定対応、
エコーやMRIなどの画像検査と並び、リハビリは同じくらい非常に重要です。

アキレス腱断裂のリハビリを具遺体的には

① まっすぐに歩けるよう練習をする

足がつけるようになり体重をかけるようになっても足の向きがまっすぐですたすた歩けるわけではありません。
変な癖が定着しないような歩き方への意識付けと下記の項目をしっかりと行うことが大切です。

② 固定や修復期間で弱くなった筋力を強くする

筋力の低下は全ての方で避けられません。
当初はつま先立ちをするだけでも苦労しますが、
適切な時期・負荷のトレーニングを勧めることで

スポーツレベルの負荷にも耐えられるようになります。

③ ギプスや修復過程で硬くなった足首の動きを改善させる

アキレス腱が固すぎたり柔らかすぎ(伸びすぎ)たりすると力が入りきらない・踏ん張れないなどの後遺症に繋がります。
こうなってしまうと筋力強化だけではどうにもならず注意が必要です。

いずれも適切な時期に始めること・進めることが大切で、
闇雲に急ぎすぎてしまうと後述するアキレス腱の再断裂を引き起こしてしまうリスクがあり、
再断裂を起こしてしまうと回復期間は大幅に遅れてしまいます。

アキレス腱断裂の注意点

アキレス腱断裂の施術を行っていくうえで最も注意すべきポイントは“再断裂”です。

アキレス腱自体は実は癒合はしやすい組織なのですが
癒合途中で組織強度がまだまだ乏しい時期でのトラブル(強い外力)によって
再び断裂を起こしてしまうというケースが非常に多く報告されています。

しかし再断裂が起こしやすい時期には明確な特徴があり、
●松葉杖を外して体重をかけ始めたとき
●ギプスや装具などの固定の角度が変わるとき
といったアキレス腱にかかる負荷に大幅な変化が加わったタイミングでの発生が多いようです。

逆説的にそのタイミング時に特段注意を払うことで多くの再断裂リスクは予防することができます。
おおよそ3カ月が経過した頃からは再断裂の発生率は格段に低下し、一安心と言えます。

手術の方が優れている?

「アキレス腱断裂は手術でしか治せない」と思っていたと多くの方から驚かれます。

しかし、昔からアキレス腱断裂が手術しないでも癒合するのは既知の事実なのです。

以前はアキレス腱断裂に対して手術しない場合の対応方法(固定・リハビリ)が
確立していなかったこともあり再断裂のリスクが高いとされていましたが、
最近の大規模統計では再断裂リスクには差がないことが複数報告されていて、
手術しない方法(保存療法)が再評価されています。

その影響もあってかヨーロッパの一部の国々や日本国内での一部の病院では
アキレス腱断裂に対してはほぼ全例で手術をしない対応を選択している施設も現れてきているようです。

ちなみに筋力や関節の動かしやすさなどの機能といった面でも
再断裂と同様に手術と差がないことも合わせて報告されており、
スポーツを行う上でも全く問題はないと感じております。

どんな方におすすめか

アキレス腱断裂を手術対応された場合でもギプス固定や装具は必要で、松葉杖は使うことになります。
完璧な経過をたどったケースにだけ固定や装具が外れるのも、
スポーツ・競技復帰するのも手術しない対応よりも数週間早まります。

この数週間のために入院・手術が絶対に必要!
という方はそれほど多くいるのでしょうか。
私はトップアスリートなどごく一部の方に限られると考えています。
したがってアキレス腱断裂をしてしまった多くの方にとって
手術をしない方法の適応は十分にあると思っています。

アキレス腱断裂のことでお悩みでしたら
手術との判断について迷っている方も手術後などのリハビリで悩んでいる方も
些細なことでもお気軽にご相談ください。