四十肩・五十肩 - 骨折・捻挫・肉離れ・スポーツ障害は柏のかしわだ接骨院へ
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四十肩・五十肩 | 骨折・捻挫・肉離れ・スポーツ障害は柏のかしわだ接骨院へ

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四十肩・五十肩

四十肩・五十肩

肩に痛みなどの症状が出ていると

お医者さんにもまた周囲の方々にも

「四十肩・五十肩」となんでもかんでも言われます。

たとえ30代や60代・70代の方だったとしても…

 

四十肩・五十肩という名称は広まりすぎていて

過剰に使われ過ぎている実情があります。

病院で「四十肩・五十肩」と言われた症状の中にも

別の障害が隠れていることは決して珍しくありません。

 

ここではそんな「四十肩・五十肩」について詳細に解説していきます。

四十肩・五十肩の定義

四十肩・五十肩の正式名称を病院では

肩関節周囲炎など言われることもありますが、

「肩の関節の周りのどこかで炎症が起きている」

と言っているだけなので全く具体的な障害名ではありません。

それであれば海外でも使用される“凍結肩”の方が

四十肩・五十肩の本来の病態を表しているかと思います。

 

四十肩・五十肩の原因は未だに解明されていないのですが

なんらかの原因で肩の関節が固くなるような反応を起こし

肩を動かせる範囲が狭くなってしまうことを指します。

 

動かせる範囲が狭くなることの目安として

・腕を90度くらいしかあげられない

・後ろや外側に肩を捻る動作が辛い、できない

このような症状が正に特徴的と言えます。

 

したがってこのような関節の固さが強くない肩の症状であれば

四十肩・五十肩と呼ばれるような障害ではなく、

根本的に判断が間違っていることの指標にもなります。

四十肩・五十肩よりも頻度が高い肩の障害

肩に起因する障害のなかには四十肩・五十肩以上に

もっと頻度が高い障害が存在します。

それは肩の腱・インナーマッスルである”腱板”を

(医学的に正しくは回旋筋腱板・ローテーターカフと言います)

痛めてしまうことが原因として挙げられます。

 

そもそも腱という組織は血流や代謝が乏しいため

年齢とともに劣化することは指摘されており

転倒や肩を捻るなどの明らかな外力がなくても

損傷のリスクが高まることが報告されています。

 

四十肩・五十肩はもちろん40代・50代に起こりやすいですが、

腱板を痛めてしまうことも正にこの年代が起こりやすいのです。

さらに上の年齢層の方々では腱板が切れてしまう

”腱板断裂”の可能性も強まりますし、

それよりも若い年齢層では”インピンジメント症候群”といって

肩の関節を構成する肩甲骨と腕の骨との間で

腱板が挟み込まれるように痛めてしまう障害も多く発生します。

 

四十肩・五十肩と総じて異なる点としては

そこまで肩の関節が動かないということは起こりづらく

「肩を挙げきった時に痛い…」

「特定の方向の動きだけが痛い…」

といった症状が特徴的と言えます。

四十肩・五十肩の見極めが大切!

実は整形外科で一般的に行われるレントゲン検査では

四十肩・五十肩に特有の所見はありません。

「(何も異常がないからたぶん)四十肩・五十肩でしょう」

というふうに診断されている可能性もあるのです。

 

整骨院や整体院ではさらに悪質で

上記で解説したような四十肩・五十肩の

症状の特徴について知らない人々もたくさん存在します。

 

そんな四十肩・五十肩の判断について

エコーでの画像検査が最近の整形外科領域では

積極的に用いられるようになっています。

エコー検査ではレントゲン検査だけでは

判断が困難な腱(腱板)の損傷についても

詳細な判断が可能となり、有益性が数多く報告されています。

かしわだ接骨院での取り組み

まずは本当に四十肩・五十肩なのか?

その判断を第一に考えて対応しております。

最新式のエコー検査機器を常設しており

肩の症状の方にはほぼ全例で使用をしております。

 

その上で四十肩・五十肩が疑われるようであれば

肩の関節の動く範囲を健康である反対側の肩と

全く同じレベルまで動かせるよう対応しております。

このことは日常生活が楽になるのはもちろんなのですが

その後に腱板を痛めてしまうリスクを軽減することにも繋がり

予防的な意味でも重要性をお伝えしております。

 

重症度具合にもよりますが

おおよそ2~3か月の対応期間があれば

・前も横も腕を180度挙げられるように

・手を身体の後ろ・背中まで回せるように

くらいの動きをほぼ全ての方が達成できています。

 

四十肩・五十肩はもちろんですが、

肩の症状でお困りごとがありましたら

些細なことでもお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。