打撲

打撲とは

打撲は身体が直接何かにぶつかったことで損傷したこと全般を指します。
名称だけが独り歩きして打撲というと軽症というイメージがあるかもしれませんが、その考え方は危険かもしれません。その理由を解説していきます。

一般的な打撲の対応例

病院でレントゲンを撮影し「骨には異状ないです」とシップと痛み止めを処方されるというのは非常によくあるパターンです。
ただそのようにレントゲンで見えた骨には異状がない。ということが安全であるという時代はもう終わりかけています。

打撲してどこを痛めたのか?

レントゲン以外に整形外科の領域でもエコー(超音波画像検査)機器が頻繁に用いられるようになりました。
エコー機器は骨(正確には骨の表面にある骨膜)も観察できますが、
それ以外にも軟部組織といわれる筋肉・腱・靭帯・軟骨・皮膚・脂肪なども観察できます。
つまりレントゲンで見えた骨は異常がなくても、骨以外に傷ついた組織を検知することが容易になってきているのです。

  • 「なかなか痛みが取れていかない」
  • 「関節の動きが悪くなってきた」
  • 「いつまでたっても腫れがひかない」

などという症状は単なる打撲だと思っていても危険な兆候です。

打撲でも骨を痛めている

それに加えて骨挫傷という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
レントゲンで見えた骨に異常はなくても、MRIで確認すると骨の中では内出血を引き起こしていることを言います。
決して珍しいことではありません。
その場合どういった治療をするかというと、骨折したものと同じようにしっかりとした固定をして安静期間をとらないとなかなか良くなりません。
骨に異常はないと言われ打撲と思っていたのが、骨挫傷・骨折ときくとびっくりしてしまいますよね。
ただどのケガの対応でもいえることは初期対応をしっかりすることで、修復反応が早くから始まりひいては回復期間を早めるのです。

打撲しただけと思っても
「いつもよりも痛いかも・・・」
「なんかいつもと症状が違う・・・」
なんて感じるときにはできるだけ早めにいらっしゃって下さい。
些細な症状であればすぐに落ち着きますし、ずるずると症状が長引くことで慢性化させないことが打撲では特に重要です。
打撲による症状でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。