腰痛・ぎっくり腰

腰痛・ぎっくり腰の原因って?

「腰痛の原因は腰以外のところにあります!」なんて言葉を整体や接骨院でよく目にしますが本当にそうなのでしょうか?

2012年発行された日本における「腰痛診療ガイドライン」にて“85%のものが原因を特定できない非特異的腰痛”と記載されました。
引用元は1992年の論文で今から30年も前の論文です。
そしてその診断は整形外科専門医ではなく日本でいう総合診療医(専門科をまたがって医療全般的な判断をする)のような立場からの意見のようです。

2019年に改訂された日本の「腰痛診療ガイドライン」には”75%以上の腰痛が診断可能”という様にほぼ見解が180°変わってしまいました。
これだけ見解が変化しているので、正しい情報をみつけだすことは大変です。

私は2019年の腰痛診療ガイドラインと同意見でほとんどのケースではちゃんと腰(周囲の組織)に原因があると考えています。
そして30年前よりも遥かに画像検査の性能が向上した現在では、腰の中でも”椎間板”という組織が腰痛の原因の大多数であるという見解が広まってきています。

椎間板が腰痛の原因の大部分という見解は、一般の方向けの情報誌にも掲載されるようになり社会的な認知も徐々に広まってきていると思います。

腰痛に重要な椎間板って?

椎間板とは背骨の骨の間を繋いでいる軟骨組織の事です。
椎間板ヘルニアといった方が耳なじみがあるかもしれません。

椎間板が壊れて一部が飛び出てしまう事がヘルニアです。
ヘルニアまでいかなくても椎間板が壊れて変形(変性)していってしまう事がぎっくり腰だけでなく慢性的な腰痛の原因ではないかという見識が広まっているのです。

さらに怖いことは変形した椎間板が神経の通り道をふさいでしまう事で、脊柱管狭窄症(脊髄などの神経を圧迫してしまう事で主に歩くことが困難になってしまう障害)などの危険性を高めてしまう事にもなります。

腰痛・ぎっくり腰への対処法は?

椎間板の損傷に対してどうしたらいいのでしょうか?
答えはシンプルです。
椎間板が壊れるということは組織が壊れています。
つまり骨折や捻挫と同じような状態を引き起こして炎症が起こっています。
骨折や捻挫の施術の時と同じように症状に合わせてしっかりと固定してあげることが、組織が修復するための基本となります。

かしわだ接骨院での施術

痛みや損傷の程度によってはかしわだ接骨院ではギプスのコルセットも作成します。
ずっと外せないものではなくすぐに半分にカットし、ご自身で取り外しもできるよう加工します。
ズボンやスカートでもほとんどのものがギプスの上から履けます。
市販のコルセットとは安定性や支持性といった機能は全く異なります。

初期にはしっかりと固定をしておくことが日常生活も過ごしやすくなりますし、
なおかつ傷ついた椎間板がさらに傷ついてしまう事を防ぎ、
その後の脊柱管狭窄症などのリスクを軽減することにもつながります。

動けない・眠れないほどのぎっくり腰でお悩みの方は是非ご相談ください。
全く動けないようであれば、時間を調整してご自宅まで作成にも伺います。