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足首の捻挫?骨折?の見分け方

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2024.04.02 | カテゴリー: 医療情報,足首の障害

足首 捻挫 骨折 どっち

“足首の捻挫”と聞くと

ありふれたごく一般的なケガのように感じられるかと思いますが、

その中にはくるぶし部分をはじめとした

骨折を引き起こしていることも決して少なくありません。

捻挫と同じような力が加わり骨折は起こりやすいのです。

 

実際に来院される足首の骨折患者さんのほとんどは

「足首を捻挫してしまった」とのご連絡でいらっしゃいます。

 

今回はこのように見分けるのが難しい

足首の捻挫と骨折の見分け方について

一般の方でも判断できるレベルで

可能な限り詳細に解説していきます。

骨折が疑われる危険な症状は?

ケガをした際の基本ではありますが

痛み・腫れ・内出血

認識しやすいこれらの症状は

重症度の判断にも非常に有用です。

 

痛みであれば

「じっとしていても痛い」「痛くて眠れなかった」

「痛くて足が衝けない・まともに歩けない」

などの症状は重症なケースと即判断できます。

腫れや内出血であれば

左右と比べて一目瞭然にわかるレベルであれば

これも重症と判断してほぼ間違いありません。

 

これらの症状のみで骨折の判断は危険ですが、

骨折以外の損傷でも重症であることは間違いないため

早急に医療機関を受診することが勧められます。

子供の足首捻挫は骨折の可能性大!

子供でも大人と同じように足首の捻挫は一般的です。

しかし、大人と子供では骨の強度が違います。

一般的に足首の捻挫では靭帯の損傷が多いのですが、

子供のうちは骨の強度が未熟なため靭帯よりも弱く

同じような捻挫の力でも骨折を引き起こすことが多いのです。

 

ここでいう子供というのは大体小学生くらいまでを表しており

12歳以下の足首の捻挫の大半にくるぶしの骨折が

あったとの調査報告もあり、私も正に同意見です。

 

さらに骨折だったとしても症状は軽微なことも多く、

またレントゲン検査では見落とされやすいといった特徴もあり

捻挫と勘違いされやすい骨折として

特に注意が必要なポイントと言えます。

骨折の可能性が高い箇所は?

同じように足首を捻挫してしまった場合でも、

少しの力のかかり方の違いで

足の甲側に損傷が起きる場合があります。

 

足の甲でも靭帯損傷のケースももちろんあるのですが、

外くるぶし周囲での捻挫よりも

比較的骨折の割合が高いように感じています。

※写真の赤〇が外くるぶし、黒✖が骨折しやすい箇所です。

足部 足の甲 骨折 

 

足首の捻挫をしてしまった時にも

痛みや腫れがくるぶしというより足の甲側に感じる…

そんなケースでは骨折の可能性もあるということを

頭に留めていただくと良いかと思います。

こんな時にも骨折ないとは言い切れない!

追記としてこれがあっても骨折がないとは言い切れない症状として

いわゆる内出血・青あざが足首の捻挫後に出現してくることもありますが、

これだけで捻挫と骨折の判別はできません。

捻挫でも骨折でもどちらのケースでも

出現することも、あまり出ないこともあります。

 

もう一つ、よく勘違いされている方が多いポイントとして

「歩くことができれば骨折していない」ということは絶対に言い切れません!

 

足首・足の甲の骨折の方を何百人と初期対応を行ってきましたが

ほとんどの方が何とかでもご自分で歩いて受診されていました。

足が衝けるから・歩けるからといって安心では決してありません。

まとめ

足首の捻挫と骨折を見分けることは簡単ではありません。

他の医療機関でも見落としや見逃しなどから来院されることも多いです。

しかし重症度や危険の高い兆候について一般の方でも

理解していただくと対応の遅れを防ぐことにもつながると思います。

 

かしわだ接骨院では

足首の捻挫でも骨折でも初期対応から

日常やスポーツ復帰へのリハビリまで徹底サポートをしております。

足首のケガでお悩みでしたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました、