足首捻挫 内くるぶしの痛みの危険性

足首の捻挫をしてしまい特に内くるぶし側が痛む…
このような症状は決して珍しいわけではありませんが、
症状の程度によっては危険なケースが多いこともまた事実です。
ここではそんな足首捻挫による内くるぶし側の痛みについて
痛みが起こった原因組織やその危険性について解説していきます。
足首の捻挫で痛めやすい箇所
端的に説明すると足首の捻挫をした際に
一番痛めてしまう可能性が高いのは
外くるぶし側にある前距腓靭帯という靭帯です。
つまり足首捻挫によって内くるぶし側が痛いということは
それだけ稀な損傷が起こったということを示唆しており、
その場合には得てして重症度が高かったり、
治り辛い損傷を起こしているというケースが多いのです。
次に具体的な損傷ケースを基に話を進めていきます。
損傷ケース① 外脛骨
外脛骨とは医学的に過剰骨と呼ばれる
ある人には存在するがある人には存在しない骨の一種で
全身のなかでも特に発生率の高い過剰骨と言われています。
外脛骨は土踏まずの内側付近に発生することが知られており、
この辺りに骨のでっぱりが大きいという方は
外脛骨が存在している可能性が高いと言えます。
外脛骨が存在しているがために足首を捻挫した際に
内くるぶしと外脛骨が衝突するように痛めてしまうことがあります。
外脛骨は土踏まずの頂点付近に存在することから
足のアーチにも関わるため体重を乗せた際の痛みが強く
まともに歩けないということも少なくありません。
損傷ケース② 三角靭帯
前距腓靭帯などの外くるぶし側にある靭帯と比べ、
内くるぶし側に存在する強く丈夫な靭帯が三角靭帯です。
すなわち滅多なことでは損傷しづらいとも言えます。
解剖学的な特徴から足首は内側(親指側)に
捻ってしまうことが圧倒的に大多数であるため
外くるぶし側の靭帯が引き伸ばされて損傷してしまうことが大半です。
この二つの特徴から三角靭帯だけを痛めるというケースは少なく
前距腓靭帯損傷などの外くるぶし側の痛みや
足首の関節軟骨を痛めてしまう前方部の痛みなど
同時に多発的に損傷を合併しているケースが多くなり
当然のことですが重症度も上がりリスクは高まります。
損傷ケース③ 内果骨折
内くるぶしのことを医学的に正しくは内果と言います。
内くるぶし側の痛みというのは
比較的稀で他の組織損傷を合併しているケースが
多いということは既に解説いたしました。
実は足首が骨折を起こしていた場合も
内くるぶし(内果)、外くるぶし(外果)さらには後方部分(後果)と
合併して損傷しまうことが珍しくないのです。
内果が激しく折れていればわかりやすいのですが
先端部などの微小な骨折にも気を付けなければなりません。
その判断には病院で一般的に行われるレントゲン検査よりも
当院でも活用しているエコー検査機器の方が
描出率が高いという報告が昨今増えております。
足首捻挫で内くるぶし側が痛い時に大切なこと
内くるぶし側の痛みに限らずではありますが
足首捻挫の対処をする上で最も大切なことは
損傷部位と損傷程度を適切に判断してもらえることです。
上記でも解説したように足首の捻挫では
外くるぶし側の靭帯損傷が大多数なのは間違いありませんので
そもそも内くるぶし側が痛くてもほとんどチェックされていない
ということが病院や整形外科でも残念ながらあり得ます。
正しい判断がなされなければ正しい処置がされることはなく
素早く、後遺症も起こらずスムーズに回復するという
当たり前の経過が起こり辛くなってしまいます。
足首捻挫の際に内くるぶし側の痛みがある場合には
他の組織の損傷を合併して重症度が高いケースが多く、
また解説した外脛骨、三角靭帯、内果骨折いずれも
足首に体重がかかった際に負担がかかりやすく
適切に対処されなければ痛みが長くつづきやすい、
回復は遅れやすいということが特徴的とも言えます。
かしわだ接骨院では損傷部位と損傷程度の判断を
足首捻挫の際の最重要項目として取り扱っており、
応急対応から日常やスポーツ復帰へのリハビリまで
当院内で一貫して全て対応できるよう体制を整えております。
”足首捻挫”の具体的な対応はこちらのページも参考にして下さい。
足首捻挫のことでお悩みでしたら
内くるぶし側の痛みに限らず些細なことでもお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。







