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椎間板ヘルニアの方へ 知っておいてほしいこと

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2026.08.17 | カテゴリー: 脚の障害,腰の障害

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアというと

なんとなく聞いたことがある・イメージはある

という方も多いかと思います。

 

一般の方にも認知されているということは同時に

やや過剰に診断・認識されている可能性もあり

イメージが先行して本質的な理解の乏しさにも

繋がりやすいという印象を持っています。

 

今回はそんな椎間板ヘルニアについて

特に頻度の高い腰部(腰椎)を中心に

多角的な視点から解説してみようと思います。 

椎間板とは?

椎間板とは背骨の間にある軟骨性のクッション用の組織のことです。

 

背骨に限ったことではありませんが骨よりも軟骨の方が組織強度は弱いため

軟骨である椎間板から障害や問題が発生し始めることが多いです。

※例外的には高齢者・骨粗鬆症などで骨が弱くなっている場合では

椎間板ではなく背骨が圧迫骨折などを起こし問題となるケースもあります

 

椎間板や背骨が経年劣化的に弱くなっていく変化は

どんな方にも必ず起こってくることは間違いありません。

この変化は個人差がもちろんあるものの背骨においては

全身の中でも比較的早く20代から発生すると報告されています。

ヘルニアとは?

ヘルニアには『飛び出す・飛び出る』という意味があり、

椎間板ヘルニアでは椎間板の中心部分にある髄核という組織が

周囲の線維輪という組織の損傷に影響を受けて、

椎間板の外に飛び出してしまうことを言います。

 

椎間板が壊れることで腰の痛みが出ることも当然ありますが、

椎間板周囲に密接する神経をヘルニアが刺激することにより

お尻や脚にかけての強い痛みや痺れといった神経症状が特徴的です。

症状がなくても椎間板ヘルニアがある?

椎間板ヘルニアがあるからといって必ずしも

症状を引き起こしているわけではないこともわかっています。

 

これは前項でも解説したように椎間板ヘルニアが

必ずしも急激に引き起こされるというわけでなく

年齢を積み重ねることによる椎間板の経年劣化的に

じわじわとヘルニアが発生している可能性があり、

このようなケースでは強い炎症症状が起こらないことも考えられます。

 

ただ、ヘルニアと症状は関係ないから何の判断基準にもならない!

という意見については論理の飛躍と考えています。

椎間板組織がヘルニアを起こすくらい壊れていれば

炎症を伴う激しい症状はなくとも腰痛や神経痛のリスクは

特に長期の時間経過の中では高まることが指摘されているからです。

椎間板ヘルニアで危険な症状は?

椎間板ヘルニアは20~40代という比較的若い世代に好発し

その年代の腰部障害としては珍しく手術が必要になることもあります。

 

全ての椎間板ヘルニアに手術が必要とされるというわけでなく

もちろんヘルニア(飛び出し)の程度も考慮されるのですが、

それ以上に症状の程度によって判断されます。

 

・排尿・排便といった排泄障害も発生している

・脚の痺れや痛みだけでなく筋力低下や麻痺が生じている

・痛みの程度が強く日常生活の支障が大きい

・おおよそ3か月程度経過しても症状の改善に乏しい

このような症状が発生しているケースではリスクが高いために

椎間板ヘルニアに対して様々な手術も考慮されるべきとされています。

椎間板ヘルニアの予後について

椎間板ヘルニアはヘルニアの程度(型)にもよるのですが

“退縮”と言ってヘルニアが免疫反応によって消えていくこともあります。

 

また手術は前項のリスクのある症状によっては有効な対策だと考えられますが

数年以上の長期成績は手術しなかった場合と変化がなかったという

調査が多数に報告されているという事実があります。

 

ここまで述べてきた椎間板ヘルニアについての情報は既知の事実で

医療者側だけでなく患者さん側も押さえておきたいポイントです。

 

ちなみにレントゲン検査だけで椎間板ヘルニアを診断することはできません。

症状や診察・レントゲン検査で椎間板ヘルニアを疑うことはできますが、

確定診断のためにはMRI検査(身体を断層に分割する精密画像検査)で

椎間板(軟骨)の状態や神経との関連性を確認する必要があります。

かしわだ接骨院での椎間板ヘルニアの取り組み

前項でも解説したように椎間板ヘルニアの第一選択としては

手術をしない方法であることは昨今の医学界ではスタンダートだと思います。

 

かしわだ接骨院では椎間板ヘルニアが疑われる症状については

まず詳細にチェックを行うことはもちろんのことですが、

提携する医療機関と連携してレントゲン検査・MRI検査のご紹介から

物理療法、手技療法、運動療法とった手術以外の対応方法を

症状や生活状況に照らし合わせながら適切に組み合わせて行っております。

 

既に椎間板ヘルニアと診断されている方だけでなく

ご自身の症状からヘルニアかなと感じている方でも

まずはお気軽にご相談いただければと思います。

最後までご覧いただいてありがとうございました。