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肘の捻挫? 手をついて肘を痛めたら…

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2025.11.14 | カテゴリー: 肘の障害

肘 捻挫

『転びそうになった時に身体を支えるために手をつく』

ケガをするタイミングとしてはよくあるエピソードです。

その際に直接衝撃を受けた手の部分ではなくて

肘や腕にかけての部分を痛めてしまう事があります。

 

テコが加わることで発生する肘の損傷は

思いのほか重篤な障害に繋がることも珍しくなく

“捻挫”とは軽々しく言えないことも多くあります。

 

今回はそんな捻挫かなと思われるような

肘のケガの際にどんな損傷が起こりえるのか

その特徴と対処法について解説していこうと思います。

肘の”脱臼”

まず“脱臼”とは本来なら骨と骨とが噛み合っている関節部分で

一方の骨が関節から外れてしまうことを言います。

肘の関節は比較的脱臼が多く発生する箇所の一つです。

 

脱臼していれば肘の変形は誰の目にも明らかで

さらに痛みも完全な骨折以上に激しいことが多く

捻挫かなと誤解することは少ないかと思います。

 

対処法としては一刻も早い徒手整復(ずれてしまった関節・骨を

元の状態に戻す処置対応)を行わなければなりません。

徒手整復が成功すれば痛みは大幅に軽減し一安心ですが、

その後に一定期間ギプスなどの固定期間は必要で、

関節の動きが固まってしまわないようにリハビリも必須です。

肘の”骨折”

上記で解説した脱臼と同じように

激しい骨折で腕(骨)が明らかに曲がっているなどの変形があれば

痛みや腫れなどの症状も当然激しく表れますので

誰でも「何かおかしい」というのはすぐにわかると思います。

 

しかし意外に感じるかもしれませんが、

いわゆる「ヒビが入った」と表現されるレベルの骨折の場合だと

余り痛みを訴えない方もいらっしゃいます。

 

その場合に特徴と言える症状は

肘の屈伸や腕の捻り(手の平・手の甲をひっくり返す動作)

この動作が完全には動かせず、途中で引っかかってしまう

といった症状を訴えて来院することが多いです。

 

したがって肘の捻挫かな?と

様子をみていることで受診までの日数が経過してしまい

最終的な改善までが長引いてしまうことや、

肘の動きの制限を残すような後遺症のリスクにも繋がります。

 

対処法としてこちらも初期はギプスなどの強固な固定をした上で、

状態に合わせた早期のリハビリが早期回復に重要です。

肘の”靭帯損傷”

”靭帯”とは基本的には骨と骨とを繋ぎとめる強い線維のような組織です。

野球などの投球系スポーツでの使いすぎで痛めてしまうことも多いのですが

転倒で手をついて痛めてしまうことも少なくありません。

 

脱臼や激しい骨折のように肘の変形は起こりませんので

たとえ靭帯が切れていたとしてもなんとなく動かせることが多く、

肘の捻挫かな=なんとなく軽傷と思われやすいかもしれません。

 

しかしスポーツ種目によっては手術を必要とすることもあり、

上記の骨折のケースと同様に様子を見ていて受診までの日数が

経過してしまっていると治療が長引いてしまうことや

肘の動きの制限が残ってしまうような後遺症のリスクにも繋がります。

 

症状としては骨折と同様に肘の屈伸や腕の捻り動作が

完全にできない・引っかかってしまう・力が入らない

といった症状を訴えることが多いです。

対処法も重症度に応じますが、脱臼や骨折に準ずる形となります。

かしわだ接骨院での肘のケガへの取り組み

肘の捻挫と思われるようなケガの中には

上記のようなケガの可能性が相当数まぎれこんでいます。

 

かしわだ接骨院では最新式のエコー検査機器を導入しており

これらの肘のケガについて詳細にチェックを行い、

漠然と“捻挫”ということではなく原因追及を徹底しております。

 

その上で整形外科や救急病院で行われるような

骨を戻すような徒手整復対応や

ギプス固定などの初期固定対応まで

全て行えるような設備を整えており、

その後の提携医療機関や他院への紹介から、

希望される方には当院にて継続加療も行っており

どこよりも早期回復を目指してリハビリまで対応しています。

 

“捻挫”かなと思うような肘のおケガをされた際には

初期対応からリハビリのことまで些細なことでもお気軽にご相談下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。