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スポーツでの股関節痛の原因 グロインペイン

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2023.09.25 | カテゴリー: 股関節の障害

グロインペイン

グロインペインという病名は

2000年以降に提唱された

比較的新しい概念なので、

その名称を初めて聞いたという方が

ほとんどかと思います。

 

そのため巷の整体院や接骨院などでは

なんでもかんでもグロインペインと告げられ

対処法や障害の説明などで

認識のズレが起こっていることも

かなり多いように感じます。

 

今回はそんなグロインペインについて

一般の方でも知っておきたいポイントを

抽出して解説してまいります。

グロインペインってなに?

グロインペインとは

スポーツによる股関節(鼠径部)の痛みの原因を

以下の5つに分類した障害の総称です。

①内転筋(内ももの筋肉)関連グロインペイン

②腸腰筋(股関節の前側の筋肉)関連グロインペイン

③鼠径部(脚の付け根)関連グロインペイン

④恥骨(骨盤の前側)関連グロインペイン

⑤股関節(股関節そのもの)関連グロインペイン

 

5つの正確な分類についてまでは

知らなくてもよいと思いますが、

ざっくりとした理解として

・筋肉による症状

・骨盤・恥骨による症状

・股関節そのものによる症状

といった程度でも十分です。

 

この中でも危険性の高い障害は

股関節そのものの障害であり

症状の経過によっては手術での対応を

検討しなければいけないこともあり

グロインペインの中でも注意が必要です。

1ヶ月も症状が続いていれば注意!

股関節・鼠径部の症状には

股関節そのものによるグロインペイン以外にも

手術や装具・運動中止などをしなければならない

障害がたくさん存在します。

 

それは後々の人生にまで

後遺症を残してしまう可能性の高い

障害が多いということと関連しています。

 

スポーツでの痛み=全てグロインペイン

という風に安直な対応をする

整体院や治療院・整骨院などが

残念ながら多いのも事実で、

 

施術を受けていても、また受けていなくても

1カ月以上も症状が変わらない

だんだんと悪くなってきている

といった場合には病院での精密検査が

必要となるケースも多く注意が必要です。

グロインペインの対処法

股関節そのものの危険な障害がないと判断がつき

これはグロインペインだとはっきりした後に

対処法として最も大事なことは

筋トレや動作の改善などのいわゆる“リハビリ”です。

 

グロインペインはそもそも

スポーツをしている方に発生する

障害であると言われているので、

運動時の身体の使い方や

筋力のウィークポイント

などとの関連が強いとされています。

 

リハビリを進めていく上では

グロインペインが5つのどれに該当するのか

ということも重要となります。

 

そのためには

痛みを出している部位を正確に押し当てたり

ストレッチや力を入れてもらったりという検査を

組み合わせることで詳細に判断をします。

症状や経緯によってはMRIなどの

画像検査が必要になることもあります。

 

その判断が適切になされてからこそ

上記のリハビリの効果が発揮されます。

 

なんとなくマッサージをされている

電気をいくつか当てもらっている

だけではグロインペインを

改善することは難しいかもしれません。

グロインペインのまとめ

お伝えした通りグロインペインは

比較的新しい障害・概念であり

言葉だけが独り歩きしていることも

少なくないのが現状です。

 

長引いている場合には病院での検査・

グロインペインと判断された場合でも

治療方法に疑問を感じる場合には

別の医療機関での施術も検討する

必要があるかもしれません。

 

ことグロインペインに関しては

マッサージや電気だけでの対応では

改善が期待しづらい障害といえます。

 

スポーツによる股関節や鼠径部の痛みや

グロインペインについてお困りごとがありましたら

些細なことでもお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。