ジャンパー膝 スポーツで膝の前が痛い - 骨折・捻挫・肉離れ・スポーツ障害は柏のかしわだ接骨院へ
電話
ネット予約
お問い合わせ
電話
ネット予約
お問い合わせ

ジャンパー膝 スポーツで膝の前が痛い | 骨折・捻挫・肉離れ・スポーツ障害は柏のかしわだ接骨院へ

04-7179-5346

ジャンパー膝 スポーツで膝の前が痛い

  1. Home
  2. /
  3. お知らせ・ブログ
  4. /
  5. 膝の障害
  6. /
  7. ジャンパー膝 スポーツで膝の前が痛い
2023.04.10 | カテゴリー: 膝の障害

 

ジャンパー膝 膝痛

主にスポーツによる膝の前方の痛みの原因として

“ジャンパー膝”という障害があげられます。

 

あまり耳なじみはないかもしれませんが

バスケットボールやバレーボールをはじめとした

その名の通りジャンプを多用するスポーツ競技で

発生率が高い膝の障害の一つです。

 

今回はそんなジャンパー膝という障害について

見極めと対処法を解説していきます。

 

ジャンパー膝とは

まずジャンパー膝ではどこが問題なるかというと

膝の動きにとって非常に重要な筋肉の一つに

大腿四頭筋という太ももの前側に位置する筋肉があります。

 

この筋肉は股関節の高さから始まり

膝のお皿を通ってすねの骨のでっぱり部分(脛骨粗面)まで

脚の長い範囲にまたがり全身の中でも大きな筋肉です。

 

痛みや障害を起こしやすい部位として

このような筋肉などの組織がどこかにくっつくポイント

大腿四頭筋で言えばお皿を通過する上端または下端部分で

障害を引き起こしやすいのです。

 

ジャンパー膝も例にもれずお皿の下端部分

正確には膝蓋靭帯と呼ばれる組織がお皿にくっつく部分で

腫れや痛みなどの障害(膝蓋靭帯炎)

を引き起こしてしまうことが知られています。

 

膝蓋靭帯炎の他にも

・お皿の上端部分で起こる大腿四頭筋腱炎

・膝蓋靭帯の周囲に存在する脂肪の炎症(膝蓋下脂肪体炎)

・お皿の骨の障害(シンディングラーセンヨハンセン病)

・すねの骨のでっぱり部分の障害(オスグットシュラッター病)

などを含めた様々な膝の前方の痛みを総称して

ジャンパー膝と表現される場合もあります。

ジャンパー膝の症状と見極め

ジャンパー膝の症状としては

上記に挙げた様々な障害においても

ほとんど変わりはなく、

・膝の前面・お皿の周りが痛い

・スポーツ中・スポーツ後で痛みが出る

・膝を深く曲げられない・曲げると痛い

・ジャンプ動作で痛みを感じる

などといった症状が中心となります。

 

障害部位が多くまた名称もややこしいジャンパー膝ですが、

重複して症状を引き起こしていることもあり、

詳細に症状を起こしている部位を判断することが重要です。

 

比較的認知度の高いオスグットシュラッター病という

障害名が治療院業界の中でも軽々しく

過度に使われている現状がありますが、

上記であげたように似たような症状を引き起こす

障害は周辺部位だけでも多数存在しています。

 

まずはこの障害部位を最低限把握し

詳細な徒手検査方法と動きでの症状の発生状態をチェックし、

どこの障害がどんな重症度で発生しているかを

きちんと判断することから全ては始まります。

ジャンパー膝の対処法

炎症の程度に関しては

障害部位の組織がどの程度腫れているか

障害で動きがどの程度制限されているか

毛細血管が増えすぎていないかなどのエコー観察

などによって推察することができます。

 

このチェックにより長すぎず・短すぎない

回復に最適な安静期間を判断することができます。

 

その障害部位の炎症状態に応じた負荷を抑えるような

テーピング・サポーター・包帯などの固定や

スポーツ中止などの安静期間を確保すること、

そしてジャンパー膝に密接に関わる

大腿四頭筋を使いすぎてしまうような

姿勢だったり動きのクセであったりを修正して

膝に負担がかからない身体の使い方を

習得することが多くのケースで必要です。

 

マッサージなどの手技療法をされるだけで

スポーツによる障害が改善することは少ないです。

 

また、痛みを起こしてしまった部位では簡単な動きも

できなくなってしまっているようなケースが多くみられます。

安静期間からでもできることは早期から積極的に行うことで

いざスポーツに参加した時に不安なくプレイが可能となり、

同時に再発予防にもつながります。

 

なかなか改善しない膝の痛みや

早期改善・再発予防を望まれる方、

膝の痛みの原因を詳細に診てもらいたい方など

ジャンパー膝以外でもまずはお気軽にご相談ください。

 

最後までご覧いただいてありがとうございました。