半月板損傷 手術しなきゃダメ?

”半月板”という名称はアスリートのケガのニュースなどで
一般の方でも聞いたことがあるという方もいるかもしれません。
しかし半月板損傷という障害はアスリート特有のものではなく
中高年以降にでも起こりえるということも特徴です。
今回はそんな半月板損傷について
特徴や対処法を中心に解説していきます。
半月板ってそもそも何?
半月板とは太ももと脛の骨の間にある
線維軟骨という軟骨でできがクッションの様な役割の組織です。
ちなみに健康食品などの効能などでよく解説される
「軟骨がすり減る」と称される関節軟骨とは別組織です。
関節軟骨ほどではないのですが線維軟骨である半月板も
軟骨組織は血管が乏しく、イコール修復能力も乏しく、
一度損傷すれば元の正常な組織に回復する可能性は
あまり期待ができないということが特徴と言えます。
半月板損傷の特徴
最初に言ったようなプロアスリートを始めとする
部活動やクラブチームなどの学生スポーツでの
膝を強く捻るような動作で発症するというエピソードが典型的です。
ただ半月板は修復能力の低さから経年劣化的に
中高年と言われるような年代の方の半月板は
“変性”といって純度の高い正常な軟骨組織と違って
脆く損傷しやすい状態にまで陥っているというケースが
かなり高頻度に存在しています。
そのため立ち上がる・しゃがみ込む瞬間や
ただ階段を昇り降りしているタイミングなど
些細と言われるような外力でも損傷してしまう事があり得ます。
この二つのパターンは全く別の力の加わり方ではありますが
どちらも典型的な半月板損傷のパターンであり頻度も多いです。
半月板損傷の治療方法は?
一般の方でもなんとなくイメージがあるかもしれませんが
軟骨という組織はあらゆる組織の中でも
修復能力が乏しいということは有名な話です。
半月板も上記で解説したように軟骨組織の一つですから
修復能力が乏しい→手術で縫合や切除をする
という治療方法がまずは真っ先に検討されます。
ただしその後もスポーツでの負担がかかり続ける
トップアスリートでは即手術などの対応が優先的に行われるものの、
そのような激しいスポーツを行わない方を始めとして
手術をしない治療方法を選択されることも少なくありません。
半月板損傷の注意点は?
半月板損傷で最も気を付けなければいけないことは
当初の半月板損傷に留まらず、損傷部がさらに拡大したり、
より重篤な損傷形態となり半月板がボロボロになったり、
半月板だけでなく関節全体にもダメージが加わることで
関節軟骨や周囲の骨の変形に繋がっていくことです。
医学的に正しくは変形性関節症という障害に進行し、
これは本来なら高齢者で起こる障害なのですが、
半月板損傷などの重篤なケガが発生した箇所では
より早期から変形性関節症に陥ってしまうという
統計はたくさん報告されており特に注意が必要です。
半月板損傷であれば手術は半月板のみ・限定的なもので
済むことが多いのですが、変形性関節症まで進行すると
人工関節といった半月板だけでなく関節そのものを
全取り換えするような大掛かりな手術が必要となってきます。
人工関節手術も日々進歩していますが、こうなると
スポーツはおろか日常生活にも制限が生じることが大多数です。
ここまでの状態になる前にストップをかけるということが大切です
かしわだ接骨院の半月板損傷の取り組み
ここまで半月板について色々と解説してきましたが
さらに年齢が進んだ高齢者(変形性関節症)の方の半月板では
ほぼ100%といっていいほど損傷がみられます。
しかし半月板の症状も100%かというと意外とそうではありません。
また変形性関節症でも人口関節手術をすることなく
天寿を全うできる方もたくさんいらっしゃいます。
何が言いたいかというと
半月板損傷を無視するということはリスクが高くお勧めしませんが、
手術しない治療方法をしっかりと行えば症状はほとんどなくなり、
日常生活は問題ないという方もたくさんいらっしゃいます。
そのためにかしわだ接骨院では
固定対応・リハビリ対応を半月板の状態に合わせて個別に対処し、
提携する医療機関との連携の下、MRI画像検査や
病院紹介等を随時行えるような体制を整えております。
半月板損傷の治療方法はその方の生活環境・年齢などが深く関わり
どの方でも手術なんて必要ないという気は毛頭ありませんが、
手術せずに短期的・長期的にも良好な経過を辿れるケースに
たくさん関わらせていただいております。
半月板損傷のことでお悩みがありましたら
損傷初期のことから手術後・長期経過のことまで
些細なことでもお気軽にご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。







