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これは足の指の骨折? 見分け方

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2022.06.14 | カテゴリー: 足部・足趾の障害

足の指の骨折

足の指の骨折は手の指の骨折と並んで

身体に発生する全ての骨折の中でも

最も骨折の頻度が高い箇所です。

 

壁や物にぶつけてしまう・物を落としてしまう

といった日常でもよくある外力が

身体の末端部分である足の指先に加わりやすいということが

その大きな要因と考えられます。

 

足の指をぶつけてしまったことがあるという方は

おそらくほとんどではないかと思いますが、

たいていは大事には至らずに

すぐに症状は落ち着いた

という経過を辿るケースが大多数です。

 

しかし、そんな日常でもよくある外力によって

実は足の指が折れてしまっていた

というケースは決して珍しくはありません。

 

今回はこのような症状が出ていれば

足の指の骨折の可能性が高い

という特徴について解説していきます。

この症状があると骨折の可能性が高い

まず第一の症状として痛みの持続があげられます。

足の指をぶつけてしまった時のことを思い出していただくと、

いつのまにか症状は落ち着いていることがほとんどかと思います。

 

したがって、打撲程度かなと思っていても

痛みが1~2週間経過しても残っている場合には

それだけで骨折などの重症度の高い

損傷である可能性がかなり高くなります。

 

第二の症状として内出血があげられます。

内出血=身体の全ての部位で骨折があるというわけではないのですが、

足の指に関しては

内出血と骨折との関連性が高い箇所であることが

臨床的にも考えられています。

 

特に見た目にもわかりやすい足の甲側だけでなく、

足の裏側にまで内出血が広がっているケースでは

より重症度が高いことが考えられ、

骨折の可能性は非常に高くなります。

 

第三の症状として痛みの程度も関連します。

 

体重をかけた際の痛みが強く足を引きずってしまう

靴の圧迫だけでも痛い、触れるだけでも痛い

といった純粋な痛みが激しい場合にも

骨折の可能性が強く疑われます。

足の指の骨折の対応について

足の指の骨折に限った話ではなく

ケガ対応の絶対的な原則でもあるのですが

初期の固定対応がとにかく最重要です。

 

指が大きく曲がってしまったり、

激しく粉砕してしまったりといった

ごく一部の重篤な骨折のケースを除いて

ほぼ全ての足の指の骨折は

後遺症状といった問題もなく改善しますが、

この回復過程に最も障害となってしまうのは

施術を開始するまでの期間が

様子を見ていたなどの理由から遅れてしまうことです。

 

こうなってしまうと

炎症が落ち着くまでの期間も長くなり

修復が行われる期間も遅くなり

痛みが落ち着くまでも遅くなる

といった症状との関連性が指摘されています。

 

足の指のケガに限らずケガをした際に

1週間、長くても2週間様子を見ていても

まだ症状がはっきり残っているといった場合には

間違いなく何かしらの損傷が存在しますので

適切な対処をすることがその後の痛みの慢性化を

予防していく上でもなにより重要です。

かしわだ接骨院の取り組み

かしわだ接骨院では最新式のエコー検査機器での

患部の詳細なチェックで骨折の疑いを徹底的に探ります。

足の指の骨折が疑われる場合には

提携する整形外科医院への紹介も随時行っております。

 

その上で痛みの程度・炎症の程度を修復状態を判断し

固定対応が良いのかリハビリを進めた方がいいのか

完全回復・早期改善を目標に施術を行ってまいります。

 

足の指のケガ・骨折のことでお悩みの方は

些細なことでもお気軽にご相談ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました。